お稲荷さんのことを調べているうちに、お稲荷さんが好きになった。
ただ、お稲荷さん全般好きか?と言われると、行ってみても「ここはちょっと、、、」という場所もある。まぁ、お稲荷さんだけではなくて、すべての神社仏閣に言えることなんだけれど、相性っていうものもありますからね。。。
金王八幡宮のすぐそばに、豊栄稲荷神社がある。
地図で場所を確認した時には、都内にある、道端にあるような小さなお稲荷さんなのかしらん?と思ったけれど、予想に反してしっかりとしたお社だった。
ご祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)さまでいらっしゃます。
御由緒は
蔵修館研修道場に於いて「大和心を伝えるお稲荷さん」
鎌倉時代、渋谷高重によって渋谷駅に祀られた田中稲荷神社と、道玄坂に祀られていた豊澤稲荷神社が合祀され、昭和三十六年当地に祀られました。家内安全、商売繁盛、開運厄除、子授安産など日々の生活の守り神として崇敬されております。
~東京神社庁 HPより引用
とのことです。
敷地自体は小さ目ながら、赤い鳥居が数多くあったりする。
手水舎
拝殿
狐さんたち
お招き頂いた事に感謝して参拝させて頂く。何故か楽しい気分になった(笑)
そしてこちらには庚申塔があった。
頂いたリーフレットには、田中稲荷神社の境内にあった庚申石塔を移転したものがこちらに保存されている、と書かれていた。
庚申信仰は江戸時代に庶民の娯楽を兼ねて流行し、それによって各地に庚申塔が建てられました。ここには十三基の庚申塔が集められていますが、像容はまちまちです。
一般的に見られる六臂の青面金剛像だけのもの、その下部に天邪鬼や三猿を配したもの、三猿のみのもの、及び「為庚申供養」と文字だけを刻んだものなどがみられます。
これらは町や村の辻に建てられたこともあって、右から七番目の塔には「めぐろ・こんわう遁」 と刻まれていて、道しるべを兼ねていました。また、すべての塔の下部に建立者の名前が刻まれていますが、右から三番目のものには渋谷伝左衛門以下同姓の名が見え、旧領主渋谷氏との関連があるかどうか興味がもたれます。
庚申信仰の内容については、境内の「庚申塔略記」をお読みになって下さい。
渋谷区教育委員会
と書かれています。
代々木八幡宮にも庚申塔があったよなぁ、と思い出したりした。
Wikiで調べてみたら
庚申塔は沖縄を除く全国で分布が確認されているが、地域によって建立数に差が見られる。 例えば関東地方では数多く建立されているが、日本における庚申信仰の中心的な寺社がある京都や大阪など関西では比較的に見て庚申塔の建立は少ない傾向がある。
~Wiki 庚申塔より引用
ということだったので、都内で見かけることが多いのも納得したのでした。