【再訪】代々木八幡宮とセキセキ稲荷大明神

先月宇佐神宮にお伺いさせて頂いた。八幡宮総本宮である宇佐神宮にお伺いした後に、地元の八幡様に旅の無事をお伝えするのを忘れていた(!)という事で、家から一番近い八幡様である、代々木八幡宮に行ってきました。

今日は雨の予報だったけれど、出かける時には雨は降っていなかった。

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狛犬さんたち。最近狛犬さんたちに注目してしまう。それぞれいろいろなお顔で、見てるだけで楽しいんです(笑)

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前回こちらにお伺いした時は、平日の午後だったけれども、人が結構居て、パワースポットとやらですか↓(やれやれ)と思ったけれど、今日は日曜日でも朝9時台という事もあってか、数える程度の人しかいなくてイイカンジだった。

庚申塔

参道を道なりに進まずに、まっすぐ行くと庚申塔があります。

案内版には下記のように書かれていました。

庚申の信仰は中国の道教思想に基づくもので、江戸時代に盛んになる、村の辻などに庚申供養塔が建てられました。

庚申信仰は、60日毎に巡り来る庚申の夜、眠り込んだ人の体内から三尸(さんし)と呼ばれる虫が出て天帝にその人の罪過を報告し、罰が下されるというもので、寝てはいけないと信じられていました。

庚申堂や当番の人の家に集まった村人たちは、一晩中勤行をして夜明けを待ちました。その仲間を庚申講と呼んだのです。この人々によって庚申塔は建立されました。 庚申塔の多くは、青面金剛像が刻まれ、その下には三猿が彫られています。

ここにある庚申塔の年表を見ると、宝栄6年(1790年)、宝暦5年(1755年)、寛政6年(1794年)などと刻まれています。

渋谷区教育委員会

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代々木八幡宮の御由緒を調べてみると

当社は草創以来、社僧の手によって管理されてきました。当社の別当寺であった福泉寺の文書によれば、 天保元年(1644)伝養律師という方が中興開山として天台宗に改め、次いで二世の僧が社殿、植林などの整備を行い、 三世の長秀法師の代に現在の場所へ奉遷したといわれています。これは大和国岩掛城主・山田政秀の第六女、 紀州家側室・延寿院殿が甥であった長秀法師のために社地6000坪を始めとする数々の寄進をしたことで実現しました。

明治維新以降、神仏混淆が禁止され当社は村社に列せられました。 江戸時代からの稲荷社、天神社の末社に加え、旧代々木村にあった小さな神社が合祀され、 天祖社(天照大神)と白山社(白山大神)が八幡さまの配座に祀られることになりました。

~代々木八幡宮HPより引用~

という事で、別当寺とはなんぞや?と調べたら

神宮寺の一種で,神社の境内に建立され,供僧が祭祀・読経・加持祈禱をする一方,神社の管理経営を行った寺。本地垂迹の説が唱えられ,神仏習合思想が成立するにいたり,神社では仏教による祭祀が盛んに行われた。

神宮寺の群立はその一斑であるが,そのなかでも別当寺と称されるものは,神社の祭祀や管理などの支配権をもった寺で,一般の神宮寺とは判然と区別される。

《延喜式》に〈諸寺は別当を長官とし,三綱を以て之を任用する〉と示しているように,大寺の最高の管理者が別当といわれ,別当に補任された僧侶が止住し,運営指導に当たっていた寺が別当寺ということになる。
~コトバンクより引用~

と昔はお寺が神社を管理していたという所であるのです。なので参道右手には福泉寺庫裡(くり)が。

ちなみに作家の平岩弓枝先生は、代々木八幡宮の宮司の一人娘という事で渋谷区出身なんですよね。

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己がやらず誰がやる、今やらなくていつできる、と書かれた言葉が素敵だなぁと写真を撮った。そしたら、何かの鳴き声がしたので、よくよく見てみたら

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かえるさんが、、、お邪魔しました、ということで、参道を歩く(爆)

手水舎前の狛犬さんたち

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手水舎

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拝殿

私が拝殿に伺った時には、丁度御祈祷されていた。最近神社に行くと御祈祷している場面に遭遇することが多いなぁ、と思いつつ、先日の宇佐神宮への旅行の無事に感謝し、参拝させて頂いた。

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拝殿前の狛犬さんたち

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狛犬さんも迫力あるけれど、台座の龍がカッコイイ!

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そして拝殿右手の境内社(稲荷社・春名社・天神社)へ
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稲荷社・春名社・天神社

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こちらはスッキリした空気感。出世稲荷さんにお願いする前に手を合わせたい場所であることは確かです。

写真を撮らせて頂くと、オーブと猫が出てきた(爆)

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そして以前来た時と比べてどうかしらん?と思いつつ、出世稲荷へ。

出世稲荷社

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前回来た時よりは、気は良くなっていた。人が少ないというのも影響しているのだと思うけれど。

参拝者が多くなったためなのか?お帰りの道も出来ていた(笑)

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この風景好きかも~↓

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再びネコさん発見。

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そして社務所に行って、代々木八幡宮で初めて御朱印を頂く。もちろん宇佐神宮の御朱印帳に(笑)

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そして代々木八幡宮を後にする。

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↓ここは相変わらずイイカンジ。

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そして以前から気になっていた代々木八幡宮から5分位歩くとある、お稲荷さんに伺う。

白玉稲荷社(セキセキ稲荷大明神)

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いつもお散歩で歩いている時に、すごいお稲荷さんだなぁと思っていたけれど、今日は寄ってみた方が良いような気がした。

ちなみに代々木八幡宮の文字が見えるけれど、御朱印頂いた際に貰った「代々木八幡宮栞り」という代々木八幡宮の詳細について書かれているパンフレットを見ても、こちらのお社の詳細は分からず、代々木八幡宮のHPの年中行事のところに

《白玉稲荷初午祭》新暦初午の日(節分前の場合は二の午)
代々木郵便局の南側に位置する白玉稲荷社の祭礼。
かつて源義家公時代の落武者の祠と伝えられるお社があったところに、 京都・伏見稲荷山中の薬力の滝下にある「白玉大社」と咳に効くとされる「おせき社」から分祀したのが、 この白玉稲荷社の縁起とされます。
初午の日は色とりどりの地口行灯が飾られ、近所の方々も立ち寄りってにぎやかにお祝いがされます。 どなたでも参列できます。

~代々木八幡宮HPより引用~

と書かれている程度の情報しか得られず。

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この独特の雰囲気は、かつての代々木八幡宮の出世稲荷を思い起こさせる。たぶん初めて行ったら、怖いと思う人が多数だと思う。そのぐらいの気に満ちている場所だった。

それにしても、こちら、とっても気になる場所なのでした。

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