参拝記念品売店の「杜」で「はとの卵」をゲットした後、大鳥居を潜る。
榊も瑞々しく
大鳥居を潜ると、参道左右に明治神宮創建百年、昭憲皇太后百年祭や、明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)などが書かれたものがありました。
※御製(ぎょせい)は天皇陛下が、御歌(みうた)は皇后陛下がおつくりになられた和歌を意味するそうです。
そんな中で、特に私の目を引いたのは皇后陛下がおつくりになられた御歌でした。
みがかずば
玉も鏡も何かせむ
まなびの道もかくこそありけれ
~磨かなければ玉も鏡も本来の輝きを放たないのと同じように、学ぶことで学問の道もまた向上するのです。
月に日にひらけゆく世の人ごころ
向はむかたをまづさだめてよ
~月ごとに、日ごとに新しくひらけてゆく世の中で、大切なことは時流に流されることなく、自分の心を確かな方向に定めることです。
花になれ
賓をもむすべと
いつくしみ
おほしたつらむ
やまと撫子
~花のように美しくなりなさい、しっかりした心の実をむすびなさいと、常日ごろ慈愛深い教育をしてこそ、やまとなでしこと称えらえる日本女性は育てられてゆくはずです。
当たり前のことを、一つずつ丁寧にやっていくこと。
当たり前のことをやっていないのに、やれ開運だとヒーリングを受けたり、パワーストーンなどを身に付けても、決して幸せにはなれない。
大和撫子っていうのは、信念を貫く事ができるぶれない自分というものを持ちつつも、美しく、そしてたおやかな女性なんだろう。
明治神宮で「教育勅語」を頂いた。日本人にとって「大切なこと」が書かれているので、読んだことがない方が居たら、是非とも読んでほしいと思う次第でございます。
こちらに書かれている通りにすれば、女性は大和撫子、男性は大和男子(やまとおのこ)になれます。
私も出来るように努力していきます。