大門を潜ると参道両脇でこんぴら名物となっている加美代飴を販売されている方々がいらっしゃった。
金刀比羅宮の神事の手伝いをした5軒の飴屋さんの通称が「五人百姓」〜先祖による御祭神の供奉を行っていた功労が称えられ、特別に境内での営業を許された5軒の称号〜ということ。
ここでしか手に入れられないと思っていたので帰りに購入したのだけれど、ネットでも購入出来る事に旅行後気づいた(笑)
桜馬場といわれる参道を歩く。
とても清浄な雰囲気に満ち溢れていて、歩いているだけで穢れが祓われるような感覚。
凄いところに来たもんだ、と思いながら歩みを進める。
金刀比羅宮の境内図があったので確認すると、御本宮まではまだまだ距離があるらしいことを知る。
「こんぴら狗」
高橋由一館の前には銅像「こんぴら狗」。
銅像の作者は湯村輝彦氏とのこと。
書院
石段を登ると右手には書院。
御本宮を目指していたので帰りにお伺いしようと思っていたけれども、帰りに書院にお伺いしようと思ったら外国人観光客が大勢いて、貸し杖を振り回している輩が居たので危ないと思って結局書院はお伺いすることが出来なかった。。。
外国人観光客が増えるのは経済が潤って良い事なんだと思うけれども、やはりコロナ禍前からも感じていたけれども、観光で神社仏閣に来る外国人観光客のマナーはいただけないものが多い。
祓戸社
火雷社
旭社
金刀比羅宮の旧神宮寺の金堂として建立されたということだったけれども、ロープが張られていて御本宮お参り後にしか参拝できないようになっていた。
森の石松はこの建物を本堂と見誤って帰ってしまったという逸話が残されているという事だけれども、確かにその佇まいは立派だった。
手水舎はコロナのため使用NG。この光景も数年後にはこんなこともあったよね、で語られるようになっていれば良いと思いつつ。
遥拝所
伊勢神宮をはじめ全国皇陵諸社をここにより遥拝する浄域として明治初年の建立と案内板には記載あり。神仏分離・廃仏毀釈の影響を鑑みることが出来る場所とも言える。
真須賀神社
お社のお名前の通り須佐男様と奇稲田姫様がお祀りされている。
そしていよいよ御本宮が見えてきた。
御本宮まで133段、ということで勢いよく駆け上がりたいところだけれども、この石段途中にもお社がございまして
御年神社
事知神社
大門から御本宮までの道中、沢山の神様がいらっしゃったので都度お参りしていたら結構な時間がかかってしまったけれども、その分、石段を一気に駆け上がる事なく済んだので、意外に苦労すること無く御本宮へ到着出来たというのが正直な感想だった。
御本宮
金刀比羅宮にお伺いすることがあるのならば、絶対御祈祷させていただこうと思っていたので、御祈祷の手続きをさせていただくべく御祈祷受付所へ向かった。