心の安らぎ~薬師寺様の御写経

昨日は一日家から一歩も外に出ず、粛々と自宅で仕事をしていた。

今日は食材のストックも少なくなっていたので、スーパーに買い物に行くと土曜日ということもあってか、わりと家族連れやカップルなどの姿があり、1人で買い出しに出るという「3密」回避は余り守られていないようだった。

家に戻り、ポストを開けると薬師寺様からの郵便物が届いていた。

薬師寺様には2年前のGWにお伺いして

唐招提寺を後にして、向かうは薬師寺。 7分程度歩くと、薬師寺に到着することが出来た。 薬師寺 興楽門を横目に拝観受...

その際には御写経する時間が無かったので、ほぼ1年後の2019年3月に薬師寺東京別院で御写経をさせていただいた。

ブログには決して書かないと決めたところは、関西にあるので、しょっちゅうお参りに行くことが出来ない。けれども、先日そちらにお伺いした際には、あ...

それ以来、薬師寺様からのご案内のお手紙をいただくようになったのだけれども、去年は私自身体調を崩して休職、その後転職したり、自身の神仏への信仰に迷いが出たりと、薬師寺様のことは頭の片隅にありながらも、お参り出来ていない状態だった。

今年の1月下旬にも修二会・花会式のご案内のお手紙をいただいたのだけれども

こちらはやはりコロナの影響で中止となった旨のお手紙もいただいた。

今回は御写経のご案内かしらん?と思いつつ、封筒を開けると

確かに御写経のご案内だったのだけれども、文面から慈悲があふれ出ていて、そして、御縁のあった人々の安息を祈る文面に触れて思わず泣きそうになってしまった。

その前に他の神社仏閣から届いた、信者を思いやる気持ちが全く感じられない文面と共に送られてきた御祈祷の案内と比べてしまったせいかも知れないし、自分自身で気付かない間にこの数カ月の自粛生活でメンタルは相当やられているせいなのかも知れない。

そして文面だけでも十分有難かったのに、御写経の案内と共に薬師三尊の御影も同封されていた。

中は恐れ多くてブログにはアップ出来ません。。。

薬師寺様の御写経は申込むことにした。

今『空海コレクション (ちくま学芸文庫)』という本を読んでいる最中なのだけれども、その中の『般若心経秘鍵』では、般若心経のその簡潔さからは想像出来ない程の世界が広がっていることを学んだ。

この故に、誦持・講供すれば、即ち苦を抜き楽を与え、修習・思惟すれば、即ち道を得、通を起こす。甚深の称、誠に宜しく然るべし。

――――――

このように(『般若心経』は、あらゆる教えを内包したすばらしい経典であるから、)もしそれを読んで、よく保ち、講説して、供養するならば、あらゆるものの苦しみを取り除いて、楽しみを与え、もしこの経典の教えを守り行い、思惟するならば、さとりを得るとともに、不思議な力すら身につけるであろう。その経典の意味が深いと賞譛されるのは、まことにもっともなことである。

今は本当に大変な時。

それが故に、平穏な状況下の曖昧さに隠されていた企業や人々、そして国家の本質というものが浮き彫りになってきている状況でもある。

それを見極めるには、これほどのタイミングも無いと思えた訳でして。

*薬師寺様の御写経、ネットからでも申し込むことが出来るので、ご興味のある方は是非^^

https://www.yakushiji.or.jp/osyakyo/home.html

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