外出自粛にも慣れつつある今日この頃、先週末は昔、奈良の長谷寺でいただいた観音経のお写経をさせていただいた。
初めて長谷寺にお伺いした頃は、観音経おろか般若心経も誦経出来なかったけれども、今では毎朝唱えさせていただいている。しかし覚えてしまったという馴れもあり、観音経の凄さというものをおざなりにしていたのかも知れない。
写経の作法という紙に書かれた手順通りに、線香を焚き、懺悔・誦経した後、お写経させていだき、最後に再び自分が書いた観音経に目を通しながら唱え祈念し、回向文を唱え終了。
一字一字書いている間に、観音経の素晴らしさを再び確認することが出来たこと、そしてお写経している間には自分の字の汚さを嘆きつつも、お写経が完了した後に、自分が書いた観音経に目を通して読経すると、自然と有難い気持ちが心の底から湧き出ていた。
*奈良の長谷寺のお写経はHPからでも申し込めるようです↓
https://www.hasedera.or.jp/form/form_4.html
また、先日申し込んだ奈良の薬師寺様のお写経用紙が今日届いた。
先週の月曜日に申込みをして1週間程で届いたことに驚きを隠せず、封筒を開けてみるとお写経用紙と共に疫病除け護符が入っていた。
*護符をアップすることは憚れるのでご勘弁を。
薬師寺様のお気遣いには本当に頭が下がる思いで一杯だし、この時期に薬師如来様の護符を頂戴出来たことに感謝の気持ちで一杯になった。
今回お手本付きのものを申し込んだのだけれども、お手本の般若心経の裏に「般若心経のこころ」「佛法の教え」が書かれており、お写経は表・裏どちらをお写経いただいても結構です、とのことだった。
この「般若心経のこころ」と「佛法の教え」は目を通すだけでも、じわじわと有難い仏様の慈悲の心が広がってくる。
今週末は薬師寺様の般若心経をお写経させていただこう。
まだまだ外出自粛は続く中、神社仏閣へのお参りは叶わなくても、お写経を始め、仏教書を読むなど、自宅で出来ることは沢山ある。
いつかこの時間があったことを有難く思える日まで。