「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」に行ってきました

弁天堂参道でみてもらった占いの結果について、頭の中は混乱しつつ、東京国立博物館を目指す。

途中、国立科学博物館前のシロナガスクジラの巨大なオブジェを見ながら、村上龍さんの『歌うクジラ』なんぞを思い出す。

この物語の主人公も旅に出たよな、と思いつつ、人は旅に出なければ物語を紡ぎ出すことは出来ないのかも知れない、と先ほどの占いの結果にシンクロしていることに気付いた。

そして東京国立博物館に到着した。

この日は午前中に東寺展に行こうかと思っていたけれども、トーハクのTwitterをチェックしたら入場制限がかかっているとの情報を得たので、午後4時位に到着するようにした。

なのでGW中にも関わらず、券売機にもさほど人は並んでいなかったので、スムーズに入場出来た。

東寺展が行われている建物を目指す。

入口で音声ガイドを借りて(¥550)観賞と相成った訳なのだけれども、佐々木蔵之介さんの落ち着いた声がとても心地よく、辺りのお客さんの声も塞いでくれるので、展示物に没頭することが出来た。

個人的には「風信帖(ふうしんじょう)」と言われる、空海さんから最澄様に宛てた3通の書状を貼り継いだものが見れたことが大きな喜びだった。

本当にこの偉大なお二方は、同じ時代を生きていらっしゃったのだ、と実感できるものだったので。

館内は写真撮影禁止なのだけれども、唯一撮影OKだったのが「帝釈天騎象像」

思わず写真を沢山撮ってしまいました。

今回は東寺展ということで、東寺にいらっしゃる仏様を見る事が出来たのだけれども、何故か高野山に想いを馳せている自分が居た。

霊宝館にまた行きたいなぁと。

高野山にお伺いしたのならば、是非とも訪れたいのは霊宝館。 大正10年に建てられたというその建物は、宇治平等院を模したもので、山...

そして帰りにミュージアムショップで「阿吽メタリックファイル」というものをゲットした。

2種類あったのだけれども、やはり最澄様と空海さんが描かれているものが欲しかったので、こちらをいただく。

*スキャンしたので、色が鮮明に出ておりませんが最澄様の面が銀色、空海さんの面が金色となっております。

余りにも綺麗だったので、お世話になっている方にも差し上げたいという気持ちで2枚購入したのだけれども、2枚を並べたら、

鳳凰が繋がっている様を見て、一人勝手に狂喜乱舞してしまったのでした(笑)

東寺展、行く前に『阿・吽』も勿論だけれども、『読むだけで不動明王から力をもらえる本』とか読んでおくだけでも、かなり楽しめるかも知れない。

密教って本当に奥深い。


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