温かさの象徴

月夜見宮から外宮へ移動。

手水で清めて

新緑の中、歩みを進める。

今回外宮で御神楽をお願いすることにした。

神楽殿で申し込みをした後、御正宮に移動して御垣内参拝させていただき、御神楽スタートの時間に間に合うように、神楽殿に戻る。

今回GW明けの平日の午後ということもあってか、御神楽をお願いしたのが私一人だけだった。

私一人のために多くの方のお手間をとらせて申し訳ないような気持ちになってしまったけれども、その一方で、この贅沢な時間は神様が下さった大切な時間なのだと感謝の気持ちでも一杯になった。

そう言えば、13年前に内宮で御神楽をあげた際も、参列者私一人だったなぁと思い出した。

御神楽が終わり神楽殿を後にして、御正宮以外のお宮にお参りさせていただく。

北御門経由で帰ろうと歩いていると、警備の方から神職の方が通るのでその場でしばらくお待ちくださいと言われた。

足音のする方に目を向けると、神職の方が歩いている姿が見え、警備の方に写真撮っても大丈夫ですか?と確認すると写真は大丈夫です、とのことだったので写真を撮らせていただく。

時間的に日別朝夕大御饌祭に向かう神職の方だったのだろう。

初夏の夕暮れ時は、新緑の青々しさと夕陽の穏やかな光が相まって、優しさに満ち溢れていた。

それはまるで外宮の持つ温かさの象徴のようだった。

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