飛梅祠を後にして、庭園を散策するも、至るところに石仏などがあり、ここは一体なんなんだ?と言う気持ちになる。
そして辿り着いた次の場所。
薬師堂の竹林
立派な狛犬さん達にご挨拶して
近くにあった水琴窟に耳を澄ませる。
そして道なりに歩いていくと、観音様のお姿が目に飛び込んできた。
こちらの観音様がいらっしゃる一帯がほたらか山と言われる場所らしく、周辺にはこの庭園はお寺なのかと思わせる位の数々の仏像の姿を目にすることが出来た。
こちら一帯には、春の日差しに照らされて、仏様がお喜びになっているかのような光が満ちていた。
あまりパワースポットという言葉は使いたくないのだけれども、根津美術館庭園の中でパワーがみなぎっていると感じた場所がこちらだった。
錦麗乃滝
こちらを写真に収めさせていただくと
溢れんばかりの光が降り注ぎ、ある種の神々しさを感じた場所でもあった。
ここ、都内のど真ん中ですよね?と思いながらも、滝の水流と光のシャワーに禊のような感覚を覚えた。
企画展で結構な時間を過ごし、そしてさらっと廻るつもりだった庭園でもかなり時間を費やしたので、お茶しようと目論んでいたNEZU CAFEで過ごす時間が残されていなかったことに気付き、泣く泣く庭園を後にした。
根津美術館から出る頃には、やけにスッキリとした感覚になり、足取りも軽くそのまま講演会に向かった。そしてその講演会でも更にポジティブな力を貰え、とても充実した良い時間を過ごせた。
講演会後に家に戻り、勢いで書いた記事にも記したけれども
https://kisekireistyle.com/archives/31376
ポジティブな場や人など、そのものが放っているバイブレーションって、本当に移るものだと実感せざるを得なかったのでした。