船廊下を抜けると都久夫須麻神社本殿前に差し掛かる。
都久夫須麻神社本殿
この都久夫須麻神社本殿はもと伏見城日暮御殿と伝え、船廊下を含め、いずれも豊臣秀頼が移築したもので、桃山文化の特徴がみてとれるということ。
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして本殿前の石段を降って行くと
本殿向かって右側に江島大神・厳島大神様が御鎮座されており
左側には天忍穂耳命・大己貴神様が御鎮座されていた。
そして龍神拝所にお伺いする。
龍神拝所
そのお力の強さにまたもや叱られているような気分になってしまった。
ホントこれまでの自分がどこまでダメダメな状態だったのかということを、嫌と言うほど確認させられた訳でございまして。。。
この龍神拝所から、かわらけ投げが出来るという事だったので、気分転換にかわらけ投げにチャレンジしてみた。
初穂料¥300を支払うと、かわらけを2枚いただくことが出来る。
一枚目には名前、二枚目には願い事を記入して、「名前」「願い事」の順番で一枚ずつ琵琶湖に向かう鳥居へと投げ、それらのかわらけが鳥居の間を通ると願いが叶うと言われている。
私も願い事等を記入して、かわらけを鳥居に向かって投げてみた訳だけれども、ものの見事に鳥居にすら到着しなかった(笑)
けれども、これも一種の厄落とし的な効果があるのか、かわらけ投げを行った後の爽快感が半端では無かった。
そして、弘法大師草庵跡にお伺いした。
弘法大師草庵跡
境内を少し歩くと、手水があることに気付き
その横には弁財天様がいらっしゃった。
日本五弁天と書かれたものを見て、なんやかんや言って金華山以外お伺いしたことがあることに気付く。
いつか金華山にもお伺いしたいとは思っているのだけれども、これも何時の日になることやら。。。
そして白巳社でもお参りさせていただいた。
白巳社
決して広いとは言えない島内に、強力な神仏がいらっしゃるということで、初日からこの調子とは、といささか面喰ってしまっていた訳だけれども
最後の最後にまたもや強力なお方がいらっしゃいまして
黒龍堂
なかなかハードなお参りだったとしか言えない。。。
宝物殿にお伺いする気力が残っていなかったので、フェリー乗り場に戻ると、丁度臨時便の船が到着していたので、これに乗船して島を離れることにした。
そして竹生島を離れる。
今度は何時お伺いすることになるのかはよく分からないけれども、また私が迷った時にお呼びいただけるのだろう。
船上から見る水面は太陽の光が降り注いでいて
お参り後の行く先を明るく照らしてくれているような気分になった。