近江今津駅から京都に向かう電車に乗り、途中下車して大津京駅に下車。
大津京駅からは歩いて20分程度で近江神宮に辿り着くことが出来た。
近江神宮
一の鳥居を潜り
表参道を歩くと、光が差してきた。
木々が生い茂っている表参道は、夕暮れ時のせいか若干暗めだったこともあり、その光の強さに圧倒されている自分が居た。
それはまるで神様の元まで導いてくれているような光だった。
そして二の鳥居に到着。
石段を登り、鳥居を潜ると手水が見えたので、こちらで清めた。
手水舎
近江神宮の御祭神は天智天皇。
御神名の「天智」とは、天のように広く限りない智恵の意であり、四海あまねく智恵の光をさしのべたもう大神だという。
拝殿に向かおうとすると、楽しげなジャズの音色が響いてきた。
今回お伺いしたその日は近江神宮でジャズコンサートが開催されていて、丁度コンサートが開催されている時間帯にお邪魔したようだ。
その音色に癒されて、先ほどの竹生島での厳しさから解放されたような気分になりながら楼門へと進み
楼門
外拝殿へと向かう。
外拝殿
狛犬さん達にもご挨拶させていただいて
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいたのだけれども、ジャスコンサートが拝殿内で行われていたので、ジャズを聞きながらお参りさせていただくような格好となった。
これもこれでまた一興だなぁと思いつつ。
そして授与所で御朱印を頂戴した後、境内を散策する。
近江神宮と言えば、有名なのはかるたで、『ちはやふる』の舞台としても知られている。
境内には百人一首のパネルが掲げられていたり
『ちはやふる』の映画のポスターも貼られていた。
広瀬すずちゃんはキレイだなぁ。
そして栖松遙拝殿へ。
近づいていいのかな?と思ったら、奥手前の鳥居の所までは上がれるということだった。
栖松遙拝殿
こちらはかつて高松宮家の邸内社・御霊殿として有栖川宮家以来の御霊を祀っていた建物で、高松宮家廃止にともない、平成18年近江神宮に移築された遥拝式が行われる全国社寺遥拝所だという。
一種独特の雰囲気が漂う場所でもあった。
近江神宮の御祭神でいらっしゃる天智天皇の御事績の一つとして、漏刻(水時計)を設け、時刻制度を確立されたことが挙げられる。
なので境内には日時計などもあり、時計館宝物殿もあったのだけれども、16:30までということで残念ながら宝物殿は見学出来ず。
漏刻(水時計)
古代火時計
駆け足での参拝となってしまったので、行けなかった場所もあったのだけれども、一度は参拝してみたかった神社だったので、今回お伺い出来たことに感謝するのみなのでした。