日吉大社西本宮~山王総本社にお伺いしました

日吉大社西本宮1

山王鳥居を潜り、神馬舎、神猿舎を通り過ぎると右手に宇佐宮への参道があったので、立ち寄ってみた。

日吉大社西本宮5

宇佐宮拝殿

日吉大社西本宮7

宇佐宮といって思い出すのは、やはり宇佐神宮のことだったりする。

宇佐神宮にお伺いしたのはもう2年も前のことになってしまうんだ、、、と思ったりして、この2年間の間にいろいろなことがあったなぁ、とちょっと感慨に耽ってしまったりした。

そして再び西本宮へ続く参道へと戻り、歩く。

すると祇園石なるものがあった。

祇園石

日吉大社西本宮8

日吉大社西本宮9

そしてその近くには大威徳石なるものもあったりして。

大威徳石

日吉大社西本宮10

そして手水があったので、こちらで清めて

日吉大社西本宮11

西本宮楼門に辿り着いた。

西本宮楼門

日吉大社西本宮12

この門にもまさるくんが居るんですよー。

日吉大社西本宮13

日吉大社西本宮14

そして境内に入ると目に飛び込んでくるのが、西本宮拝殿。

西本宮拝殿

日吉大社西本宮16

日吉大社西本宮15

こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。

そして境内を歩いていると、ひときわ輝きを放っているように感じたのは、こちらの御神木だった。

御神木 桂

日吉大社西本宮18

日吉大社西本宮19

そして西本宮本殿に脇から眺める。

西本宮本殿

日吉大社西本宮22

日吉大社西本宮21

日吉大社西本宮20

境内を一回りしたので、社務所で御朱印をいただいた。

日吉大社西本宮17

日吉大社には本当に多くのお社がある。

日吉大社西本宮24

その中でも重要なのが、日吉七社、山王七社と言われる

  • 西本宮
  • 東本宮
  • 宇佐宮
  • 牛尾神社
  • 白山姫神社
  • 樹下神社
  • 三宮社

これら七つのお社だったりする。

七社の制は北斗七星の信仰に基づいて形成されたとよくいわれるが、記録としては鎌倉時代後期、光宗編輯の『嵐拾葉集』に見るのが古い。

その中で秘伝として

「陽にあっては七星宿と名づけ、蔭にあっては七明神と名づく」

「宿は三光天子・七星九曜二十八宿皆是山王なり」

「その源を尋ぬれば七尊師閻浮に影を写す、これを七星という、七星の精気降って一切衆生を生せしむ、故に七星を以て本命星と名づくなり、山王すなわち七星精神なる故、行者は色体すなわち山王全体なり、故に影形に随う如く守護し玉えり」

等の文が載せられていてこの頃より流行する山王神道の付会説である。

陰陽道や密教を合揉した宿曜道が強く影響している。七社の制、成立後も新しい霊格の出現は盛んで、鎌倉時代十三世紀初めには上中下各七社、計二十一社の制があらわれた。

~『比叡山史―闘いと祈りの聖域』より引用

比叡山、そして日吉大社に実際足を運ばなければ『比叡山史―闘いと祈りの聖域』を読んでもピンと来なかったかも知れない。

けれども、その聖域内を歩いていると、いろいろ感じることが多かった。

宇佐宮本殿

日吉大社西本宮25

日吉大社西本宮26

日吉大社西本宮27

こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。

宇佐宮の周りにもいろいろな神様が御鎮座されていた。

日吉大社西本宮28

日吉大社西本宮29

日吉大社西本宮30

日吉大社西本宮31

そして滝を横目に歩いていくと辿り着くのは白山宮。

日吉大社西本宮32

白山宮

日吉大社西本宮33

日吉大社西本宮34

日吉大社西本宮35

こちらでお参りさせていただくと、やはり今年の1月にお伺いした白山比咩神社のことを思い出したりして。

そして、今までお伺いした神社について思い出すように促されているような気分になった。

初心に帰れ、ということなのかな、と思いつつ。。。

日吉大社西本宮36

日吉大社西本宮37

日吉大社西本宮38

日吉大社西本宮39

日吉大社西本宮40

日吉大社西本宮41

日吉大社西本宮42
日吉大社西本宮43

日吉大佐の参拝時間は30分、紅葉の時期は1時間程見れば良いといただいたパンフレットには書かれていたけれども、私はじっくりお参りする派なので、結局日吉大社に2時間程居た格好となってしまった(爆)

比叡山にお伺いする時間が少なくなっちゃうわ、と焦りつつ、日吉大社を後にした。

けれども参道を歩いていると、これまた目を引く物が沢山あって

猿塚とか

日吉大社西本宮44

日吉大社西本宮45

とても不思議な木とか

日吉大社西本宮46

とても美しい橋とか(大宮橋)

日吉大社西本宮47

何故か目立たないところに祓社(走井祓殿社)とか

日吉大社西本宮48

日吉大社西本宮49

もっとゆっくりと参拝したかったというのが本当のところだった。

そして日吉大社の鳥居を出たところにあったお寺を見て、私は驚愕の思いで一杯となったのだった。

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