脳天大神龍王院に到着。
観音様に手を合わせて、境内に進む。
脳天大神龍王院
境内には参拝客がちらほら居る程度で、やはり金峯山寺からこちらまでお伺いする人の数は少ない。まぁ石段が450段程度あるので、上り下りの事を考えると気軽に行こうか?と言える場所ではないということは確かでして。
私がお伺いした際には、丁度御祈祷されている最中だった。そして読経と太鼓の鳴り響く中、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
こちらにお伺いすると、信仰というものを実感することが出来る。
私がこちらに惹かれる理由は、龍が関係しているのかも知れないナンテ昨年お伺いした際には書いたけれども、やはり、龍を感じる場所だったりする。
まぁそもそも金峯山がひとつの龍体であり、その上を修行することにより、罪障がことごとく消滅するという「龍体信仰」がある土地ですからね。吉野という土地は。
それぞれの神様、仏様に祈りを捧げた。
そして社務所にお伺いして、御朱印と前年お伺いした際に欲しいなぁと思っていたお守りを頂戴した。
このお守りというのは2種類。
蛇モチーフの指輪守りと、脳天タオルというタオルのお守り。
前回お伺いした際に、脳天タオルをいただこうと思ったけれども、お守りを数多く受けるってどうよ?と思って、当時はこのお守りを受けることは断念した。けれども今まで数多くの神社仏閣にお伺いしたけれども、タオルのお守りというのを目にしたことが無かったので、ずっと気になっていたので今回頂戴したという訳でして。
社務所で対応していただいた方もとても良い方で、本当に金峯山寺って良いお寺だと改めて実感できた。
金峯山寺で御朱印を書いて下さった方、受付でエコバックを渡して下さった方、休憩所で挨拶して下さった金峯山寺で働いている女性の方、そういった参拝客を対応して下さる方々皆様とても気持ちの良い方ばかりで、こういう部分も私が金峯山寺に惹かれる理由だったりする。
そう、この脳天タオル
このタオルは、御守りです。
特に、頭の病
頭痛・脳梗塞・脳出血
精神不安定・不眠症
等の方は、脳天タオルを
枕に巻いて、その上から
枕カバーとして、お休み
下さいませ。
と同封されていた紙には書かれていた。
実際東京に戻ってから、このタオルを枕に巻いて就寝している訳だけれども、言いようもない不安というものが消えたような気がする(笑)まぁ、気のせいと思ってもらっても構わないけれども、何とかなるよ私!という根拠の無いポジティブさが出てきただけでもお守りの効用と言えるのだろう(笑)
と、話がズレてしまったけれど、社務所で御朱印等受けたら、お下がりのゆで卵を今年も頂戴することが出来て、ご利益あるよーと社務所の方からも言われたので(笑)、ありがたく休憩所でいただいた。
ゆで卵をいただいたら、たった卵一個なのに、とてもお腹がいっぱいになってしまった。
帰りの時間を考えて、泣く泣くこの地を後にした。
そして、ここからはひたすら石段を登らなければならないのだった(笑)
京都の仏閣とは違った、とても静かでゆっくりとした時間が流れる中、この地の雰囲気を堪能させていただいた。今回、やっぱり吉野に来て良かったと思える自分が居たし、そして私が金峯山寺や脳天大神龍王院が大好きなのは、神様と仏様がまさに融合している土地だと実感できるからなのかもしれない、なんて思った。
「諸法神事妙行得菩提」という偈が示しているようにね。。。