大仏殿から二月堂方面へ歩いていく。
こういう雰囲気好きだなぁ~。
二月堂到着~。
龍王の滝
二月堂の階段下から、二月堂を眺める。
二月堂
二月堂って、お水取りの映像をよく見るので、大きいところかと思っていたけれど、実際に目の当たりにすると、意外にこじんまりとした印象を受けた。
ご本尊は大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏との事。お参りさせて頂いたのちに、ご朱印を頂いた。
二月堂から奈良市内を眺める。近鉄奈良駅から徒歩30分位でこの光景って、奈良って本当に不思議な場所だなって思った。
お堂からの階段を下りた左手に小さなお社を発見した。
興成神社(こうじょうじんじゃ)
二月堂の南東に位置する飯道神社 と北東に当たる高いところに位置する遠敷神社とともに、二月堂の鎮守社として祀られて おり、お水取りの最初と最後に、練行衆がお参りをする場所だそうです。
閼伽井屋
この閼伽井屋は、修二会に際し毎年3月12日にこの屋内にある井戸より、本尊十一面観音菩薩にお供えする御香水(閼伽水)を汲む儀式を行うところである、との事です。
そして閼伽井屋からちょっとだけ歩くと見えたのは
四月堂
四月堂の中をちょろっとのぞくと、入口右手の社務所に居たお坊さんが入っていいよと頷いてくれたので、靴を脱いでお参りさせて頂いた。四月堂の中は一切写真撮影禁止なので、写真は無しです。
ご本尊の十一面観音菩薩さまにお参りさせて頂いた後、社務所にご朱印をお願いした。2種類の御朱印があったので、両方ともお願いして、書いていただいている間に、お堂の中を見学させて頂くと、三鈷杵を手にしている空海さんの像もあったので「?」となってしまった。
その後ご本尊様を見ていたら、社務所のお坊さんが近くにいらっしゃって「今の御本尊様は去年の秋からこちらにお越しで、それまでの御本尊様である千手観音菩薩様は、東大寺ミュージアムに行かれてしまったんですよ」と説明を受けた。「それは一時的にですか?」とお尋ねしてみたら、もうそのままずっと、ということで。。。
せっかくお声掛け頂いたので、何故こちらに空海さんがいらっしゃるんですか?と尋ねてみたら、「弘法大師様ですね。弘法大師様は東大寺の別当を四年間されていたのですよ」とのお答えを頂き、、、「不勉強ですみません」と平謝りしたら「いえいえ」と笑顔で返された(笑)
ご朱印も頂けたので、次は三月堂へ。
三月堂
こちらも入堂料¥500也~。
ミーハー的に東大寺を見てみると、の記事にも書いたけれど、こちらでは不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)さまにお会い出来ます。
入堂時にご朱印もお願いして、早速中に入ってみた。修学旅行生が沢山居たけれど、私が中に入ると同時にワラワラと出ていった。ほとんど人が居ない中、靴を脱いでお堂後方の畳の上に座って不空羂索観音さまをしばらく眺めていたら、本当に救ってくださるような気持ちになってきた。
今まで神社ばかり巡っていたけれど、今回は仏様のお力というのを強く感じた旅でもあった。 世の中には神様と仏様が居るって、思える事ばかり起こった日々だった。
不空羂索観音さまのお姿がこちらで見られます↓
<追記>
東大寺の御朱印はこちらにアップしています→御朱印これくしょん-その2(仏閣編)