神主が案内する朝のお参りに引き続き、神主の方に御本社の回廊の中を案内していただく。
当初の予定としては、10:30、13:00、14:00と毎日3回行われている「神主や巫女が案内する本殿特別参拝」の10:30の回に参加しようと考えていた。けれども早朝参拝後の回廊内案内という事で、参拝客は早朝参拝の参加者のみ(10名程度)だったので、とても清々しい空気の中、御本社の回廊内に入れた。ラッキー♪
朝7時台なので、神職の方や巫女さん達が、回廊内などをお掃除していたけれど、私ども参拝客に対して会釈したり、おはようございます、と声をかけながら作業されていた。
ちなみに良い神社・仏閣って、そちらでご奉仕されている方も良い人が多いというのが、これまでの神社仏閣の旅で得た私なりの法則なのだった。丹生川上下社とか、香椎宮とか、金峯山寺とか、東大寺とか、金剛峯寺とか、興福寺とかその他沢山の場所。もちろん春日大社もとっても良い神社。
神主さんに一通り回廊内を説明して頂いた後、御本殿以外は自由に写真撮影OKとのお言葉を頂いたので、早速回廊内を自由散策。
社頭の大杉
岩本神社
NHK大河ドラマ「天地人」の主人公で上杉家の重臣だった直江兼続が奉納した釣り灯籠、と説明を受けた。ご案内してくれた神主さんが当時広報担当のようなことをしており、報道関係者から春日大社に直江兼続関連のものがありますか?との問い合わせに対して、直江兼続が奉納した釣り灯籠があると答えた、というようなことをおっしゃっていました(スミマセン、うろ覚えー爆)
御本殿は真正面から写真を撮る事は出来ないので。
伊勢神宮遥拝所
何かを話している図。
捻廊(ねじろう)
左甚五郎の作であるとの説があるそうです。
風宮神社
「こより」に願い事を書いて、風宮神社にお供えすると願いが叶うと言われているそうなので、私もお願いごとを書いてこよりを結びました。ちなみに、こよりの初穂料は¥200です。
宝庫
七種寄木
椿元神社
災難をお祓い下さる神様です。
内院末社参拝所
こちらの八雷神社というのは、関西の通信・電気関係産業の崇敬が厚いとお伺いした(=逆に言うと、それだけご神徳あらたかということ)
藤浪之屋
「万燈籠」の雰囲気を体験していただこうと、釣燈籠に灯をともし特別に公開されているとの事で、入ってみたら意外に明るかった(笑)
多賀神社
ご祭神は伊弉諾命様でいらっしゃいます。生命を司る延命長寿の霊験高い神様と書かれていたので、祈願絵馬に住所と氏名を記入して奉納させて頂いた(初穂料¥200)
磐座
直会殿
幣殿・舞殿
式年造替の寄付、一口させて頂いただけなのに、春日大社オリジナルのクリアホルダーを頂けて、特別参拝でも参拝客がほとんどいない中、回廊内を満喫できて、とても充実した時間が過ごせました。
と、回廊内を満喫していたら、すっかり1時間位経過してしまっていて、気づけば8:30となっていた。朝から歩いていたので、ちょっと冷えてしまった。なので萬葉植物園近くの御手洗いへと行く。そうすると、朝のお参りがあるのでよろしければ、直会殿前にお集まりください、と春日大社内に放送が流れたので、再び御本殿の方へ急いだ。