ゲストハウスからは東大寺へは、奈良ホテル敷地内を通り抜けていくと近いということで、奈良ホテルへ。
いつか泊まってみたいわ~と思いつつ、荒池の横を通り、浮見堂へ。
浮見堂近くの洞水門(どうすいもん)。洞水門は地中に伏瓶を埋めるなど空洞を作り、そこにしたたり落ちる水が反響して琴の音色に聞こえるようにした仕組みということで、水を手前の石のあたりにかけると涼しげな音が響きます。
ここら辺は人があまりいなくて良い場所ですね。
そして東大寺に向かって歩き出す。南大門の門前に来ると、鹿が我が物顔で(爆)
南大門
仁王像
ミーハー的に東大寺を見てみるとの記事でも書いたけれど、運慶、快慶の合作としてあまりにも有名なこの像は、日本一パワフルな仁王様ということ。この時はスゴイ!と思ったけれど、翌日もっとすごいものを見る事をこの時は予想だにしていなかった。。。
中門
大仏殿へ入堂~。入堂料は¥500也~。
しかしながら、奈良ってこんなに外国人の観光客だらけなんだーと大仏殿に入ってみて改めて思った。あと修学旅行の学生も沢山居た。
大仏殿
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)
通称奈良の大仏。私、いい年して奈良の大仏見るの初めてだったりしたので、実物を見て、おぉこれが奈良の大仏かぁ~、と外国人観光客のように素直に感動してた(笑)
何で今回東大寺に来たのか?と自分でも良く分からない部分がある。ただ、前回の神社仏閣の旅で宇佐神宮にお伺いしたことも少なからず関係しているのだとは思う。
宇佐神宮が気になるので、調べてみた の記事にも書いたけれど、東大寺の大仏さんと宇佐の神さまは関係あるんですよね。
歴史をみると幾度となく、宇佐の神さまからの託宣がこの国を動かしてきたことが分かります。
例えば、東大寺の大仏建立の話では、奈良時代に聖武天皇の御代、大仏建立の計画が幾度も頓挫の危機に見舞われました。なので宇佐に勅使を送ると、「天神地紙(てんじんちぎ=天あまつ神と国つ神。すべての神々の意)を率いて、大仏建立を助けよう」という内容の託宣が降り、不足していた金や銅が次々に出た、と言われています。
虚空蔵菩薩
廣目天
しかし平日の午後だというのに、人は沢山居て、落ち着いて仏像鑑賞という雰囲気ではなく、修学旅行生と外国人が入り乱れて結構カオスな状態の大仏殿内だった(笑)
多聞天
人々は多聞天どころじゃなく、大仏殿の柱の穴くぐりに夢中です(多聞天はこのすぐ右手)
大仏殿内出口付近にご朱印を頂くところがあった。東大寺オリジナルの御朱印帳を頂いて(大きいサイズで¥1,300)それに「華厳」の御朱印を頂戴した。
人の多さにちょっとぐったりして、外に出た。
そして二月堂方面に向かって歩いていったのでした。
<追記>
東大寺の御朱印はこちらにアップしています→御朱印これくしょん-その2(仏閣編)