興福寺を後にして、まだちょっとだけ時間があったので、駆け足でならまちで見たかったところを回った。
瑜伽神社
2013年11月に東京の奈良まほろば館で行われた、『大和路の師走を彩る「おん祭」 -御旅所祭を中心に-』と言う講演で、こちらの講師をされた春日大社の祭儀部長の方は、奈良ホテルの近くに鎮座する瑜伽神社(ゆうがじんじゃ)がご実家で、そちらの神社の宮司も兼任されていらっしゃるとのことでした。
瑜伽神社に関する話として、万葉集にも平城遷都で奈良に来た人々が、当時の瑜伽神社周辺の雰囲気が飛鳥に似ていた事から、この辺りを「平城(なら)の飛鳥」と呼んでいたと載っている、と聞いた事もあって、この目で見てみたかったのだけれども、あいにく工事中でした(トホホ)危険なのでここで参拝して下さいとの看板が出ていました。。。
社殿へと続く階段を見て、この階段を登って見る奈良の街というのは、さぞかし素敵だろうなぁ、と思いつつ、次の場所へ。
元興寺
こちら世界遺産に登録されているということもあって、外国人観光客が沢山居た。世界遺産に登録されると、外国人観光客が増えて良いのだろうけれど、それだけ弊害(e.g. マナー等の問題)もあるよな、と思いつつ。。。高野山でも思ったんだけれどね。
受付で拝観料を支払い、拝観中にご朱印も書いておいて頂けるという事だったので、ご朱印帳を預けた。
極楽坊
寺宝を展示する「収蔵庫」も見学していたら、時間が無くなってきたため、禅室などは諦め、ご朱印帳をピックアップして元興寺を後にする。
元興寺の境内でも八重桜が咲き誇っていた。
今回、ならまちにあるゲストハウスに宿泊していたのに、結局ならまちを歩いたのは、初日の夜に銭湯に行った時と、この時だけだった。初日の夜はお店がほとんど閉まっていて、真っ暗だなぁー位の印象だったけれど、日中歩いてみると、素敵なお店が沢山あって、とても良いところだなぁと思った。
と、急いで近鉄奈良駅へ向かって歩いていると、神社発見。
猿田彦神社(道祖神)
何気なく寄ってみたところだったけれど、平城天皇の代に元興寺の境内に祀られていた神社という事だった。
最後は駆け足での観光になってしまった(爆)
そして近鉄奈良駅からなんば、なんばから関空へと移動。今回利用したPeachは関空の第二ターミナルというところなので、関空の駅から、バスに乗って移動。しょぼいターミナルなのかしらん?と思っていたけれど、新しくて綺麗なところだった。
しかし、この旅行が終わってから、Peachのニュースが世間を騒がせているのを見ると、残念だなぁって思う。けれども、今回の旅行ではPeachで怖い思いをしたということは無かった(昔ANAの787便に乗った時の方が、よっぽど怖い思いをしたけれどなぁ、、、と独り言)
今回ゲストハウスに泊まったり、LCCで関西まで行ってみたりして、今までした事がなかった体験が出来て、とても楽しかった。そして不思議な出来事の数々に、日々の生活でもちょっとした変化が起こったりしている。
奈良は何かがおりてくる場所、なんでしょうね。