ローコストキャリアを利用した、旅のプランを練っていたら、九州に行きたいな、と思うようになってきました。東京から福岡まで片道5,500円とかって、信じられない値段なんですよ!おまけに九州は何故か宿泊代金も他の都市に比べてお手頃なのです。
そんな中で気になっているのが、宇佐神宮。そもそも全国4万あまりの八幡宮の総本山であり、伊勢神宮につぎ2番目に格式の高い神社だそうで、何で今までチェックしてなかったかなぁ?と思ったりする訳なのでした。
李家幽竹さんの『絶対、運が良くなる旅行風水』には
様々な縁を与えてくれる強力なパワースポット。
仕事、恋愛、金運など様々な運気との縁を結んでくれます。
と書かれていたので、Webで調べたところ、
実際こんなご利益もあったそうで。
EXILE・USAさんキャラ、大分・宇佐の観光大使に
7年前、USAさんが宇佐神宮にアルバムのヒットを祈願したところ、ミリオンセラーに。これを機に宇佐市を好きになったといい、交流が続いてきた。
何だか興味深々ですね。という事で、宇佐神宮について調べてみました。
宇佐神宮について
八幡さまは古くより多くの人々に親しまれ、お祀りされてきました。全国約11万の神社のうち、八幡さまが最も多く、4万600社あまりのお社(やしろ)があります。宇佐神宮は4万社あまりある八幡さまの総本宮です。
御祭神である八幡大神さまは応神天皇のご神霊で、571年(欽明天皇の時代)に初めて宇佐の地に ご示顕になったといわれます。応神天皇は大陸の文化と産業を輸入し、新しい国づくりをされた方です。
725年(神亀2年)、現在の地に御殿を造立し、八幡神をお祀りされました。これが宇佐神宮の創建です。
~宇佐神宮HPより引用~
宇佐神宮は全国四万に及ぶ八幡神社の総本宮です。
つまり、全国に神々のネットワークを持つことを意味します。なので宇佐に詣でると、人や地域とのつながりを強めて頂けるという事になるそうです。
御祭神について
宇佐神宮では、八幡大神(ホンダワケノミコト/応神天皇)、比売大神、神功皇后をお祀りしております。
◆八幡大神→「護国霊験威力神通大自在王菩薩」の名の通り自在なる御働きをお顕(あらわ)しになります。また、「八幡神」をお祀りしている八幡神社は全国に存在し、八百万(やおよろず)の広がりを持つ強いご神力でご守護されています。
◆比売大神→学問・芸術の上達から財運や交通安全などを幅広くご守護をされています。
◆神功皇后→神功皇后は母神として神人交歓、安産、教育などの守護をされており、そのご威徳が高くあらわれています。
ただ、社殿を見ると、主祭神の八幡大神は本殿の向かって左に祀られ、中心に祀られているのは比売大神です。宗像三女神と同一と言われていますが、それが本当の正体かは謎とされているそうです。卑弥呼ではないか?という説もあったりします。謎だ。。。
参拝方法
宇佐では参拝の際、出雲大社と同じく二礼四拍手で拝礼します。片参りにならないよう、上宮(本殿)、下宮ともにお参りするのがよいとされているそうで、左の一之御殿、中央の二之御殿、右の三之御殿の順にお参りすると良いとの事。
よく話す神様
歴史をみると幾度となく、宇佐の神さまからの託宣がこの国を動かしてきたことが分かります。
例えば、東大寺の大仏建立の話では、奈良時代に聖武天皇の御代、大仏建立の計画が幾度も頓挫の危機に見舞われました。なので宇佐に勅使を送ると、「天神地紙(てんじんちぎ=天あまつ神と国つ神。すべての神々の意)を率いて、大仏建立を助けよう」という内容の託宣が降り、不足していた金や銅が次々に出た、と言われています。
迷いを絶つ神様
宇佐神宮から約6キロの南東に、御許山(おもとやま)があり、宇佐神宮の奥宮、大元神社があります。宇佐の神が降臨されたと言われる場所です。この地に降り立った宇佐の神様は大元を司り、道を知る神だと言えます。岐路に立った時に、必ず救いの手を差し伸べて頂き、不思議と助けが現れることでしょう。
「願いかなう」地蔵
表参道から離れた場所にある粟島社そばの、うっそうとした木々の間に2体のお地蔵さまが「願掛け地蔵」。「一生に一度だけ願いをかなえてくれる」そうです。
御神木
御神木の周りを一周してから御神木に触れ、御神徳をお受けするといいそうです。「樹齢約八百年の御神木に手を触れ、健康長寿をはじめ深遠なる御神徳をお受け下さい」 と札に書かれているそうなので、 こちらで御神木に触れるのは大丈夫かと思われます。
夫婦石
上宮へ続く階段の途中に「夫婦石(めおといし)」と呼ばれる、対称の石が横並びになっていている石があり、一人の人(=恋人やパートナーが居ない人)は両足で踏むと良縁に恵まれ、夫婦やカップルは手をつないで一緒に踏むと幸せになれるといわれているそうです。
御霊水
上宮の裏、菱形池のほとりにある3つの霊泉は八幡大神が姿を現したとされる場所で、井戸が三つあり、水を汲むこともできます。「万病に効能がある」とか、「この水を飲んだり、触ったりすると綺麗になれる」とか、「飲むと頭がよくなる」との声もあるそうです。
とにかく広い
宇佐神宮の境内地図をご覧頂くと分かると思うのですが、とにかく広いです。そして摂社・末社の数も多いので、じっくり参拝したい場合は一日かけたほうが良いのかも知れません。
感想
ちょっと調べただけでも、いろいろな話が出てきました。謎が多い神社という事で、ますます興味が湧いてきました。いつ呼ばれるのか、楽しみです(^◇^)
<追記>
宇佐神宮に行ってきました
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