外宮からバスに乗って、宇治橋前に到着したのは10時頃。
人の多さに今日は平日ですよね？と思いつつ、土日祝日だと現在ではどのくらいの人がこの地を訪れるのか検討もつかず。。。
以前は旅に出る度にその時に気に入っていた曲を、その旅のテーマソングなんて思いながらイヤホンで移動中に聴きながら物思いに耽るのが好きだったのだけれど、近頃の旅ではそんな遊び心も無くしてしまっていたし、本当に心身ともに疲弊していて、感動する力も無くなってしまっていた（感動するにもエネルギーがいることに気付けただけでも、この経験は良かったのかも知れない）
けれども今回の旅に出る前に藤井風さんの音楽に出会って（私テレビほぼ見ないし、流行りの音楽にも疎いので今まで藤井さんの存在知らなかったのです。すごく人気がある方なんですね、、、）ものすごく衝撃を受けて、思わずitune storeで音源を即購入してしまった。
数ある曲の中でも「grace」という曲がとても気に入って、今回の旅の移動中は何回もリピートしたり、youtubeでMV見たりしていた。
この曲の全てを包み込むような優しい雰囲気、内宮の雰囲気に似ているなぁ、なんて思いながら宇治橋を歩く。
ちょっぴり紅葉していて綺麗
五十鈴川で清めて
瀧祭神様にもご挨拶させていただき
御正宮に向かい歩みを進める。
御贄調舎にもご挨拶させていただき
御正宮に向かって石段を登っていく。
南宿衛屋へ向かい、御垣内参拝をお願いする。
内宮の神職の方も御丁寧に対応くださって、感謝の気持ちで一杯だった。
御垣内で祈りを捧げる。感謝と世界が平和でありますように、と。
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大元の神様は分け隔てなく光を皆に降り注いでくださっている
そしてその神様は自分自身の中にもいる
それに気付くように大元の神様は忍耐強く待っていてくださっている
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御垣内から出て、ご案内いただいた神職の方にお礼を申し上げ、鳥居に一礼して石段を下ると悲しくとも無いのに涙がとめどなく溢れてきた。
久方ぶりに本当の神様に出会うことが出来たので、魂は歓喜していたのでしょう。
しばし感涙しながら歩いていたら、あることに気付く。
ここ数ヶ月悩まされていた異常な肩こりが軽減していた、ということに。
筋トレしたり、整体や鍼、自然治癒力を高めるマッサージ等にも通ったり、祈祷寺の坊主に祓ってもらったり、挙げ句の果てには霊能者にも除霊してもらったりしたのだけれど、一向に治らなかった首の根本を掴まれたような異常な肩こりが軽くなっていたのだった。
