内宮前からバスに揺られる事25分程度で二見に到着。
二見興玉神社へは「夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前」バス停で降車・伊勢シーパラダイスに併設されているお土産屋さんや食べ物屋さんが立ち並んでいる施設の中を歩いていくのが一番近い。
しかし歩いているだけで客引きがしつこかった記憶があったので、ここ歩くの面倒臭いなぁと思いながら入ってみたら、旧施設(伊勢夫婦岩ショッピングプラザ)は現在「伊勢夫婦岩めおと横丁」という施設になっていて、ちょっと暗く感じていた施設内も明るく歩きやすくなっており、若いお客さんも好きそうな展示やお店が沢山あり、そして客引きも居なかったので非常に良い感じになっていた。
施設を出ると海が見えて、海を見ただけで浄化されるような気分になった。
二見興玉神社を目指す。
まずは境内社の龍宮社に到着。
手水で清めて
狛犬さんにもご挨拶して
こちらに再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
海を見るのは何時以来だろう?と考えながら、二見興玉神社まで歩みを進める。
流石に夫婦岩は写真映えがするので、私を含め多くの人々が写真を撮っていた。
二見興玉神社に到着。
輪注連縄があり、これで身体をさすりけがれや身体の悪いところを輪注連縄に託すと良いとのことだったので、これまでの禍いを託して奉納させていただいた。
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいたのち、おみくじを引く。
おみくじの内容はあまり人に話さない方が良いのだけれども、今回ドンピシャだったので書いてしまうと
身の煩(わずら)いも散り失せ
禍(わざわ)い事もなくなり
旧(もと)の道を守って
辛抱おこたらなければ幸福(さいわい)
身にあまって家の内も明るく楽しく暮らされます
信神(しんじん)なさい
という内容だった。
旧の道を守って、ということは、初心に帰るということでもあるのだろうなぁとぼんやり考えながら、境内を歩く。
二見興玉神社に天の岩屋があるというのも不思議であり
それはまるで世俗にまみれて汚れてしまい、内に篭ってしまった心を解放することが、神に近づくためには必要だと言わんばかりに思えてしまった。
本来ならばこちらの鳥居からお参りした方が良いのだろう。
鳥居に一礼すると海に向かって一礼するような格好になる神社は珍しい。
二見興玉神社以外にも二見には散策する場所は沢山あれど、時間が限られていたのでバス停まで戻る。
この日は風が強く、波しぶきを見ていたら、これまた自分の中の禍々しいものが抜けていくような感覚になった。
思わず1分ほどビデオに撮ってしまった。
そしてCANバスで内宮前まで戻り、宇治橋前で今回伊勢にお参り出来たことに感謝して祈った。
歩いて神宮会館に移動して来年のカレンダー等のお土産を購入。
神宮会館オリジナルの「ケニモルイー」なるお菓子も買ってみた。最中にマドレーヌ生地を流し込み、お米に見立てたポン菓子を乗せてふんわりと焼き上げた「お米の賜菓子」ということで一回食べてみたかったのです。
そして旅行に戻ってきてから、ふるさと納税経由でも購入できたことを知った(笑)
1006 ケニモルイー・ドリップ珈琲NAGOMIセット / 三重県伊勢市
お土産購入後、再びバスに乗車して伊勢市駅まで戻り、荷物をピックアップ。
もっと伊勢に居たいという気持ちを引き摺りつつ、近鉄で京都へ移動(伊勢志摩ライナーはそんなに混んではなかった)
2時間程度で京都に到着。
もうしばらく京都にも来ないのだろうという思いを抱えつつ、ホテルに移動した。