銭谷小角堂を後にして、バス停方面へと向かう。
行者さん通りには、素朴でかわいい子達が所かしこに居た。
平日夕方ということもあり、観光客の姿はほぼ見当たらず、人気の無い中、一人歩いていたら、ここが異空間であるような感覚を覚えた。
そして、バス停からちょっと歩くと、日帰り湯の洞川温泉センターがある。
その土地のパワーをいただきたいのならば、温泉に入ると良いという説もあるし、やはり温泉地に来たのならば、温泉に入りたいというもの。
6年前に最初に来た時に、こちらの施設を利用させていただいたこともあり、今回こちらでの入浴というものを予定に組み込んでいた。
洞川温泉センター
村営の日帰り温泉施設。
受付の自動販売機で入浴料¥600とタオル¥200を支払い、入浴。
こちらは弱アルカリ性単純泉のお湯ということで、入浴後はお肌がすべすべになるらしい。
私温泉マニアではないので、お湯の性質とか良く分からないのだけれども、他のお客さんから「あら、ここのお湯はとても柔らかいですねー」と話掛けられて、そういうお湯だということが分かった(笑)
そして温度も長時間入っていても大丈夫な位の、割とゆるめの温度だったこともあり、日頃のストレス解消とばかりに、内湯と露天風呂を満喫させていただいた。
*ちなみにこちら、備品はボディーソープとリンスインシャンプーのみで、女子的に必要と思われるクレンジング、化粧水、ブラシの類はありませんでした。なので、ご自身で必要と思われるものは持参した方が良いかと思います。
入浴後、2階にある畳敷きの休憩所で一息つき、洞川から出る最終バスの時間の時間が迫ってきたので、洞川温泉センターを後にした。
最後にバス停近くの橋から、川の写真を撮ると龍の姿が見えた。
6年前に洞川に来た際にも、この橋から写真を撮った際に龍の姿が撮れたのだけれども、今回も龍の姿の写真が撮れたことに驚きを隠せず。
そういう土地だという事を改めて認識して、バスに乗り、下市口駅へ。そして京都経由で新幹線に乗車し、東京へと戻った(←夏季のバス運行だから成せる技デス)
今回一日で天川と洞川を巡るという、ある種無謀な計画をしたのだけれども、神仏の取り計らいのおかげで、雨はほぼ降らず、スムーズに回ることが出来た。
呼ばれなければ辿り着くことが出来ないという、天河大辨財天社。
再訪するまで6年かかった自分自身のことを考えると、確かにそういうところなのだと思った。