洞川の氏神さま~洞川八幡宮にお伺いしました

天川河合からバスに乗り、終点洞川温泉に到着。

洞川に来たのも6年ぶりだけれども、バス停に到着すると6年前とほぼ変わらぬ景色だった。

下市口から天川弁財天に向かう際にバスの運転手さんから天川村のパンフレットをいただいたので、そちらに掲載されていた地図を参考に洞川温泉内を歩こうと思っていたけれども、変わらない景色は、地図無しで6年前の訪問の記憶をよみがえらせるには十分だった。

時空を超えるっていうのはこういうことなのかと思いながらも、まずはバス停からほど近い、洞川八幡宮に向かった。

洞川八幡宮

6年前にお伺いした際は、洞川一帯雪に覆われていたことや、面不動鍾乳洞を目指していたので、神社があるな、位の感覚だったのだけれども、今回再びお伺いして案内を見てみると、役行者様に関した神社だったことに気付いた。

この八幡宮は、天智天皇六年(667年)役の小角が大峯山入峰にあたり守護と祈誓成就のため祭祀したと伝えられている。それ以来洞川の氏神さまとして宮参りや厄年参りなど永く人々に親しまれてきている。

知識が全てではないけれども、2012年から始まった神社仏閣の旅に於いて、数々の神社仏閣にお参りさせていただいた間に、自分の中に知識が増えていったことを実感した場面でもあった。

最初の頃は、祝詞も般若心経も唱えられなかったし。

そんな感慨に耽りながらも、狛犬さん達にご挨拶させていただき

石段を登って行く。

そして手水で清めて

こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

御祭神は天照皇大神様、八幡大神様、熊野大神様。

八幡宮ということで、勿論八幡様の雰囲気を感じることも出来たのだけれども、社殿の近くにある樹齢千年をこえる杉やケヤキの大木などから、雄々しさを感じた。その男性らしいエネルギーというのは、修験道の地に鎮座する神社に相応しいものなのだろう。

このまま面不動鍾乳洞にも行きたかったけれども、洞川での滞在時間が限られていたので後ろ髪を引かれる想いと共に、次の目的地へと向かった。

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