旅行最終日。
14時伊丹発のフライトを予約していたので、残された時間は約半日。
当初は滋賀の、とある神社にお伺いしようと予定していたのだけれども、当日朝になって三井寺に行きたい気持ちになったので、予定を変更して三井寺を目指す。
可愛い電車に乗って、京阪電車・三井寺駅に到着。
駅もこじんまりしていて可愛い。
京阪電車・三井寺駅から三井寺までは徒歩10分程度。
途中には琵琶湖と京都を結ぶ「琵琶湖疏水」を巡る事が出来る、びわ湖疏水船のりばがあった。
歩いているだけでもこの美しさなのだから、船に乗って見る景色はさぞかし美しいのだろうと思いながら、三井寺を目指していた筈なのだけれども、案内に従って歩いていた筈なのに、何故か楼門がとても美しい神社に辿り着いていた。
完璧に道を間違えたわ、と思いつつ、その美しさに惹かれてお参りさせていただくことにした。
長等神社
御祭神は
- 建速須佐之男大神様
- 大山咋大神様
- 宇佐若宮下照姫大神様
- 八幡大神様
- 市杵島姫大神様
昔は新日吉社・新宮社と呼ばれ、三井寺(園城寺)の鎮守社だということだった。
手水で清めさせていただき
拝殿
本殿
本殿をお守りされている狛犬さん達にもご挨拶させていただき
本殿でこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
本殿には回廊があり、案内を見ると
美女祈願(縁結び・安産)と魔除参りと書かれており
この箱の中の棒を年の数だけ持って左回りに回廊をまわり、御神前でお参りした後、箱に一本棒をもどす(これを繰り返す)
とのことだったのでチャレンジしてみました(10年1本で計算させていただきましたー笑)
こちらの御祭神の一柱である宇佐若宮下照姫大神様が、とりわけ美人の女神様であるということから美女祈願ということなのだろうと思いつつ。
私はお百度を踏んだことがないのでお百度のイメージが良く分からなかったのだけれども、回廊を回っている時、同じところを何度も時間をかけてお参りさせていただくということの意味を少し掴めたような気がした。
数周回廊をまわりお参りさせていただいた後、境内を散策。
かつらの御神木
本殿左奥にはお稲荷さんが沢山。
本殿右奥には馬神神社
馬神神社
馬年生まれの守り神ということでしたが、競馬関連のお願いごとが書かれている絵馬を沢山見かけました(後々ネットで調べてみたら、金運・ギャンブル運にご利益絶大ということで有名な神社だということを知りました)
こちらの御利益は美女祈願やギャンブル運・勝負運アップなどと言われていることを知らずにお参りさせていただいた訳なのですが、御利益云々よりも、地元の方がひっきりなしにお参りされている様子を見ただけで、祈りに満ちた良い神社だと感じました。
やはり偶然でも良い神社にお参りさせていただけると、嬉しい気持ちで一杯になりますね。