吉方位では土地の名物を食べるということも、開運行動の一つとされているということで、丁度お昼時でもあったので、ランチをいただきに「石翠亭」さんにお邪魔した。
こちらの名物「厄除けうどん」は、うどん玉を石清水八幡宮で厄除けの御祈祷をしているそうで、カレーライス等、普通のメニューもあったけれども、ここは迷わず「厄除けうどん」をチョイス。
厄除けうどんは、暖かいものと冷たいものが選べるのだけれども、この日は5月下旬にも関わらず、7月下旬位の気温だったため、冷たいおうどんにしてみました。
オーダー後、待つこと数分で「厄除けうどん(冷)」が到着。
石翠亭「厄除けうどん(冷)」¥750
うどんのトッピングはかまぼこ、お揚げ、かぼちゃ、そして写真では見えないけれども、たけのこや鶏肉などが乗っていて、見た目以上にボリュームがあるおうどんでした。
美味しくいただいた後に、石翠亭さん前の広場を散策したら、エジソン記念碑というものがあった。
エジソン記念碑
この記念碑は、トーマス・エジソンが八幡の竹を使って白熱電球の実用化に成功したことを記念・建立されたものだという。
案内版には
西暦1879年にトーマス・アルバ・エジソンが灯火の革命ともいえる炭素白熱電球を発明しこの石清水八幡宮境内に生えている竹が電球の命ともいえるフィラメントの材料として最も適していることを知り電球発明の翌年から十数年もの永い間この竹を使ってたくさんの炭素電球を造り世界の人々に電灯の電灯のありがたさを知らされました。つまり、この八幡の竹が炭素発熱電球の実用化に大きな役目をつとめたのです。
そこで1929年に電灯発明50年を記念して世界各国で電灯黄金祭が催された時、日本もこれに加わり記念事業の一つとして電球の発明と切っても切れない関係にあるこの土地に記念碑を建てエジソンの功績を永久に伝え讃えることになったのです。
最初に建てられたのはこの境内北側に続く場所でしたがエジソン彰徳会の手で昭和33年にここに移され更に昭和59年10月に現在の姿に再建されました。
と書かれていた。
エジソンと言えば「失敗は成功の元」という名言で有名であり、そのエジソンと石清水八幡宮が繋がっているということを考えると、石清水八幡宮の御神徳の一つである「必勝」、つまり勝ちに行くという事のあり方を考えさせられた。
成功するまであきらめないことが、勝つということなのだろう。
などと思いながら、正面から記念碑を写真に収めようとしたら
猫さんがくつろいでいらっしゃいまして、
まぁそんなに気を張りつめないで気楽に行きましょうよ、とでも言いたげな態度に、思わず笑ってしまった。