表参道を下り、石清水社へと向かう。
今回、石清水八幡宮に来たのならば、是非とも訪れたいと思っていた場所だった。
近くには滝本坊跡。
石清水八幡宮が神仏習合の地であったということを感じさせる場所である。
そして石清水井・石清水社に到着。
こちらは、冬に凍らず夏に涸れない霊泉「石清水」が湧き出る石清水八幡宮の名の由来となった場所であり、御祭神が天之御中主神様であるということから、石清水八幡宮にお伺いするのならば、必ずお参りしなくてはと思っていた。
石清水井
石清水社
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
天之御中主神様は、別天津神にして造化三神の一柱であり、哲学的な神道思想において重要な地位を与えられているという。
始源神として位置づけたのは中世の伊勢神道。豊受大神様を天之御中主神様と同一視しており、また最高位の究極神としたのは、江戸時代の平田篤胤の復古神道だとのこと(余談ですが斎藤一人さんも天之御中主神様に助けられているということで、有名ですね)
こちらには足を運ぶ人はあまり居ないのか、はたまたたまたまだったのかも知れないけれども、静寂の中、一人で参拝させていただけたことに満足して、写真を撮らさせていただくと
光が降りてきた。
こういう写真、何故撮れるのか私にも良く分からないのだけれども、単純に肉眼では見る事の出来ない世界を、映像という形で見せて下さったことに感謝するしかなかった。
そして、石清水社を後にして、下って行った。