最も華やかな日~日吉大社山王祭・花渡り式

今年は毎年お伺いしている金峯山寺の御開帳、ゴールデンウィークではなく、桜の時期にお伺いすることにした。

非常にお得なプランを発見したので、今回は飛行機で関西入り。

金峯山寺には旅行最終日にお伺いすることに決めていたので、伊丹空港に到着後、バスで京都駅まで移動。

京都駅に到着するとやはり御多分に漏れず、多くの外国人観光客の姿を目の当たりにしたので、京都の神社仏閣へお伺いすることは諦めて、比叡山坂本へと移動した。

やっぱり日中は滋賀に限る、という訳でして。

比叡山坂本駅からテクテク日吉大社を目指して歩いていたら、日吉大社の奥宮の姿がはっきりと見えて、何故今まで気が付かなかったのだろう、と思ってしまうほどの光を放っていた。

この日の比叡山坂本はいつもお伺いしているのとは、一種違った華やかさに満ち溢れていた。

それもそのはずで、日吉大社の山王祭の真っ最中の時期だった。

坂本比叡山口駅辺りから日吉大社まで続く道の脇には、露店などが立ち並び、車も通行止めになっていて、多くの人々で溢れかえっていた。

東京では桜もほぼ散ってしまっているような状況だったけれども、比叡山坂本では桜が丁度見頃でとても美しいものだった。

そして花渡り式に遭遇した。

花渡り式というのは、山王祭の神事中、最も華やかな神事であり、 甲冑を着た5歳位の子供がその日の夜に出産を迎える神様にお祝いのお花を供える儀式だという。

小さなお子さんが決められた脚裁きを崩さないようにしている姿が微笑ましく

このお祭りが地域に密着しているということをありありと感じることが出来た。

地元の皆様がこのお祭りを楽しんでいる様を見て、ある種羨ましいと感じてしまったのは、神様を中心として成り立っているコミュニティに属していない者の、部外者たるが故の気持ちなのだろうと思いながら。

日吉大社近くから比叡山坂本方面駅に目を向けると、普段では目にすることが出来ない景色の素晴らしさに、シャッターを切りまくっている自分が居た。

眼下には桜と共に、鳥居、そして琵琶湖の姿がある。

そして日吉大社にお参りさせていだくことにした。

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