今宮神社を後にして、次に向かうは下鴨神社。
今宮神社から徒歩7分程度にある、船岡山というバス停からバスに乗るとそのまま下鴨神社に行けるということで、バス停まで歩いて行くと、この辺りが何とも良い雰囲気で
今度京都に来たら、ここら辺も散策したいなぁと思いながら歩いていたら、今宮神社の鳥居が目に入った。
そして船岡山でバスに乗り、20分程度で下鴨神社に到着。
下鴨神社前というバス停もあるのだけれども、参道を歩きたかったので、新葵橋というバス停で下車。
下鴨神社にお伺いするのは2013年以来2度目だったりする。
その時は下鴨神社前のバス停で降車してしまったので、糺の森を歩く為に逆戻りしてしまったような格好だったので、今回はちゃんと学習したという面もある(笑)
李家幽竹さんの『絶対、運が良くなるパワースポット』という本の中でも
良い気に満ちた糺の森は、歩くだけで清々しい気持ちになり、強運をもらえる。
川のせせらぎに意識を向けて
~『絶対、運が良くなるパワースポット』より引用
と書かれているし
森見登美彦さんの作品にも度々出てくる場所だったりする。
こちらは本当にふんわりとした良い気に満ちているように感じてしまう。
1月下旬の平日ということもあって、参拝客の姿もちらほらという程度だったのも影響しているのかも知れない。
そして手水で清めて
鳥居を潜ると
左側に見えるのが連理の賢木。
連理の賢木
そしてその隣に御鎮座されているのが、相生社。
相生社
それぞれのお社にこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして楼門を潜ると
楼門
目に飛び込んできたのが今年の干支の大きな絵馬だった。
舞殿前に陳列されていました。
舞殿
そして御本殿へと歩みを進め
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
そして言社と言われる七つのお社に干支を守る神様がお祀りされているお社があるので、自分の干支の神様へとお参りさせていただいたのだけれども、前回お伺いした際には特段感じるものが無かったのに、今回は言社、そして御本殿でお参りさせていただいたら、それはもう、凄く感銘するものがあって、その御神気の強さに圧倒されている自分が居た。
前回お伺いした際には、それを感じる取る力が無かったとも言えるし、今回お伺いしたタイミングが良かったのだとも言える。
本当に有難い気持ちになったと同時に、やはり今回下鴨神社にお伺い出来て良かったと思えた。
そして御朱印を頂戴した後に、境内を散策。
三井神社
祓社
出雲井於神社にもお参りさせていただきたかったけれども、お社の前でずっとお参りしている人が居たので、しばらく待ってみたものの、一向にお参りが終わる様子が無かったので、今回お参りすることは諦めた、、、
気を取り直し、井上社(御手洗社)へと向かう。
井上社(御手洗社)
御祭神が瀬織津姫命様ということで、毎日大祓詞を奏上している身としては、親しみを感じてしまう神様でもあったりする。
そしてお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただくと、とても清らかなものが自身に注がれているような気分になってしまった。
この先には特別拝観の案内版があったのだけれども、時間のことを考えて断念。
その代わりと言ってはなんだけれども、しばしこの御手洗池を眺めていた。
ここが本当にとても良いところで、こちらに佇んでいるだけで温泉に入ったかのように、嫌なものがするすると抜けていき、そしてゆったりとした気分が満ちてきた。
下鴨神社ってホントすごいところだ、と思いながらも、残された時間を計算して、こちらを後にした。
しかしちょっと小腹が空いたので、参道途中にある「さるや」さんで一服することに。
さるや
140年ぶりに復元された葵祭の名物 「申餅(さるもち)」がいただけるということで、申餅とお茶のセット(¥350)を頂戴する。
お餅ということで甘さたっぷりなのかしらん?と思いつついただくと、小豆の風味が生かされたそれはとても上品な甘さで、お土産などにしたら喜ばれること間違いなしなのではないかと思ってしまった。
ほうじ茶はおかわり出来ますよ、とお店の方からお優しい言葉をいただき、そのお言葉に感謝しつつ、短い時間ながらも素敵な一時を過ごすことが出来た。