心の糧~今年も結局鞍馬寺に来てしまった(=好きだから)

赤山禅院から修学院駅に戻り、叡山電鉄に乗車して鞍馬に移動。

叡山電鉄に乗車するの久しぶりだったので、ちょっとわくわく。

そして鞍馬駅に到着。

平日だったけれども、そこそこの人が鞍馬で下車していて、外国人の人の姿もちらほら。

昨年鞍馬にお伺いした後に、積雪で鼻が折れてしまったと言うことで話題となった天狗さんも無事復活されていて、いつもながらの姿だった。

そして鞍馬寺仁王門(山門)前に到着。

今年も結局鞍馬に来てしまった。

狛虎さん達にもご挨拶させていただいて

仁王門(山門)を潜り、入山料を支払い山内にお邪魔する。

赤山禅院にお伺いした後の訪問となってしまったので、九十九折の参道を歩くと貴船神社に参拝する時間が少なくなってしまうことが容易に想像出来たので、今回は初めてケーブルカーを利用することにした。

運賃は大人一人200円とリーズナブル。

ほどなくして、ケーブルカーに乗車。

そしてあっという間(2分程度?)でケーブル多宝塔駅(山上駅)に到着。

こちらの近くに毘沙門天様がいらっしゃったので、お参りさせていただき

初めて多宝塔にもお伺いすることが出来た。

そして参道を進むと、弥勒堂に差し掛かる。

ケーブルカーを利用しなければこれらのお堂にお参りすることが出来なかったと思うと、全て必然だと思ってしまう自分が居たりして。

そして参道を歩くと九十九折参道に合流する格好となる。

巽の弁財天社に到着。

こちらはお伺いする度に、誰かしら居て一生懸命お参りする姿があったところなので、じっくりとお参りすることが叶わなかった場所なのだけれども、今回初めて誰もいらっしゃらない状態だったので、心ゆくまでお参りさせていただくことが出来た。

それだけ、霊験あらたか、ということなのでしょう。

そして石段を登り、手水で清めて

転法輪堂にお参りさせていただいた。

写真に撮ることが憚れるような気がしたので写真は無しですが、こちらの阿弥陀如来様の眼差しはとてもお優しく、しばしそのお姿に見入っていた。

お堂に入る際に靴を脱いでお参りさせていただいたのだけれども、お堂を出る際にお日様の力で靴がほんのりと温められていたことが、まるで阿弥陀如来様のお慈悲のように感じてしまい感動してしまった。

そして本堂前に到着。

しかしながら、本堂でお参りさせていただく前に、閼伽井護法善神社にまずお参りしなくてはならないということで、いそいそとお伺いする。

こちらはとても龍の存在を感じさせるところでして

龍好きな私は、お伺い出来るだけで嬉しくなってしまう場所だったりするのです。

そして本堂金堂にお参りさせていただく。

狛虎さん達にもご挨拶。

お線香を手向けた後に、お堂にお邪魔し、今回もこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。

こちらのお堂内は必要以上の灯りが無いのだけれども、やはり眼を閉じてお参りさせていただくと、目の前に灯りがあるのではないかと思わせる位の明るさを感じる。

あれ?やっぱり何かロウソクとかそういった類の物があったっけ?と思い眼を開くと、やはりそういった物理的な明るさを感じさせるものは一切ないことに気付く。

本当に不思議なところだ。

そして御朱印を頂戴した後に、昨年お伺いした際に目にして気になっていた、日めくり標語集の『心の糧』を頂戴することにした。

お守り等授与所にいらっしゃった方に『心の糧』を頂戴したい旨告げると、どれが欲しいの?と言われてよくよく見ると、『心の糧』には3種類のバージョンがあることに気付く。

そして見本があるからその中から選んでねーと言われて、それぞれに書かれているお言葉を見ていたのだけれども、御朱印を書いていただいた方が私の傍まで来て下さり、3種類の違いを説明して下さった。

そして『心の糧』第一集には先代鞍馬寺貫主である信樂香雲様の書かれた『心の糧』第一集解説『信ずれば楽し』という小冊子もあるんですよ、とお教えいただいたので、『心の糧』第一集と『信ずれば楽し』の両方をいただくことにした。

鞍馬寺の書籍は通販も出来るようなのだけれども、私は鞍馬寺にお伺いした際は、その都度気になった御本を購入させていただくことも一つの楽しみとしているので、今回もこの御本とのご縁を大切にしようと思った。

前回何故この『心の糧』が気になったのかと言えば、本堂内に掲げられていた『心の糧』のこの言葉を目にしたからだった。

逃げるお金を追いまわす前に

なぜお金に逃げられるかを考えてみよ

奇しくもこの言葉は、今回購入させていただいた『心の糧』第一集の中に収められている言葉だった。

そして光明心殿でもお参りさせていただき  

奥の院参道へと歩みを進める。

前回は見ることの無かった、なかなかスリリングなお知らせを見て、身が引き締まるような気持ちで奥の院へと向かった。

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