仁王門へ続く石段を登り、仁王門を御守りされている方々にもご挨拶。
仁王門の後ろ側には天狗さんもいらっしゃり
御本堂前に到着。
御本堂
お線香をたむけさせて頂いた後に、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
この日の高尾山は人が少ないとは思ったけれども、さすがにこちら御本堂の付近には参拝客やら観光客が沢山居た。
そして某ツアー会社のバッチを付けていた団体が仁王門の脇で集団で煙草を吸っている姿を見る。いわゆる団塊の世代と思われる人々だったので、前回の関西の神社仏閣巡りをしていた際にとあるところでお教えいただいた話を、ふと思い出してしまった。
団塊の世代と言われる人々は「心」を失っている人が多いという。
戦後の混乱の中、「とにかく物があれば幸せになれる」と叩きこまれた人々は、人を思いやる気持ちや、目に見えないものを敬うという気持ちが、他の世代に比べて特に欠けていると感じるということ。
私も前回の神社仏閣巡りの旅の最中に、ブログには書かなかったけれども、お参りしている最中にその「団塊の世代」と思われる人にお参りを邪魔されたので、その人に対して激しく怒ってしまったという場面があった。
その話をすると、その神社仏閣で奉仕されている方は「あの世代は何をしでかすか分からない人が多いから、気をつけた方がいい」とたしなめられた。そして「そういう行為しか出来ない人に対して怒るのではなく、そういう行為しか出来ないのだな、と思った方が賢明だ」ともアドバイス頂いた。
なんて思い出しながらその団体を見ていたら、天狗さん達がワラワラとやってきてその団体を取り囲み、ボコボコにしている姿が視えた、ような気がした。。。
とにかくいろんな意味でお山での喫煙は、喫煙所以外では避けた方が良いかと思われますヨ。
山火事とかもありますしね。
気を取り直して、御本堂周辺を散策。
愛染堂
聖天堂
大師堂
それぞれのお堂にお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
それにしても御本堂付近には沢山の人が居たけれども、ちょっと外れると人の姿はほとんど見かけなくなる。
そして御本堂前のお守り等授与所で、シャカシャカ棒を使ってお御籤を引かせて頂いたら、吉を引き当てることが出来た。
こちらのお御籤は独特で、お御籤には内容に合った絵が描かれている。
私の引いたそのお御籤には傘をさしていた女の人が「晴れてきたわ」と言って傘を畳んでいる様子や、探しものを見つけられている人の姿などが描かれていた。
確かにここ最近の自分の状況を考えてみると、運が開けてきたと思えるようなことが多かったりするので、そのことをズバリと言い当てられてたと思った次第でございまして。
そして奥の院方面へと進む。
狛犬さん達にもご挨拶して
御本社に到着。
御本社
天狗さんたちにもご挨拶して
お線香をたむけさせて頂いた後、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
御本社周辺には大黒天さまや
下駄が独特の雰囲気を醸し出している天狗社、
そして飯綱大権現さまのお社や
狐さんたちがいらっしゃったりする。
そして奥之院不動堂へとお参りさせていただいた。
奥之院不動堂の脇にはそれこそ修験を感じさせるところがございまして
私はこの辺一帯が好きだったりする。
そして、浅間神社へ。
浅間神社
再びこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただくと、丁度薬王院では御護摩の時間ということで、ほら貝の音が辺り一帯に鳴り響いていた。
そういえば、昔自分がこれまでの人生を生きてきた中でも最低だったと思う状況から抜け出すタイミングで、お世話になったイロイロなものが視えてしまう美容師さんから、厄除けで東京なら高幡不動尊か高尾山にお伺いするのが良いとアドバイス頂いていたことを思い出してしまった。
あの美容師さんは今頃何処に居るのだろうと思いながら、山頂に向かって歩いて行った。