元三大師堂へ向かう道すがら、貼り紙を発見する。
”恵心僧都 入宋御真影” 特別公開中と書かれていた。
そして元三大師堂に到着。
比叡山延暦寺 元三大師堂
境内にお邪魔する。
手水で清めて
そのお堂の姿をまじまじと見つめる。
そして再び、こちらに来られたことに改めて感謝してしまった。
お堂に掲げられた元三大師様の功績に改めて感服しながらも
靴を脱いで、お堂に入り、元三大師様に再びこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして特別公開されていた恵心僧都 入宋御真影にも手を合わせる。お伺いしたタイミングが良かったみたいで、私がお堂に入るとそれまで居た参拝客が居なくなった。
その後寺務所で御朱印を頂戴し、お寺の方とちょっとお話をさせていただいた。
結局こちらにお伺いすると、いつもお話してしまう。
お寺の方もお忙しいのだとは思うのだけれども、それでもいつもきちんとこちらに向き合ってお話して下さる。お忙しい中、貴重なお時間をいただいて恐縮してしまうと同時に、とてもありがたい気持ちになってしまう。
今回も私の個人的なことに話が及んで、そのことについて語っていると涙が溢れてしまったのだけれども、それでも対応していただいたお寺の方は嫌な顔一つせずに、真摯になって私の話に耳を傾けて下さり、とても有益なお言葉を頂戴することが出来た。
そして、仏様にお願いする前に、自分で出来ると思う事は、全てやりつくすという事の重要さをお教えいただけた。
そして合掌してお礼を述べると、お寺の方も合掌して私を見送って下さる。
その行為に、またもや涙が溢れてきてしまった。
本当に元三大師堂は素敵なところだ。
それは元三大師様のお教えがお寺の方や、そしてこのお堂自体にも沁み込んでいるからだとも考えられる。そして、私は本当にこちらにお伺い出来ることだけで、とても心が落ち着くのを感じることも出来る。
ホント、関西在住なら毎月でも通いたいくらいです、、、関西在住の方がうらやましい、、、
今回の比叡山、そしてその後の旅は京都と奈良と大阪を巡る、関西神社仏閣巡りのような旅になった訳だけれども、それぞれの土地で、とても素敵な神様・仏様、そして素敵な人々との出会いがあって、関西という土地の素晴らしさを感じる事の出来た旅でした。
これも、元三大師様のお導きなのかも知れない。