第一本宮にお参りさせていただいた後、境内を歩いていると、パワースポットと銘打たれている案内を幾つか目にした。
パワースポットねぇ、と思いつつ、案内に書かれていた、パワースポットのおもかる石という所にまずは行ってみた。
私はパワースポットという言葉はあまり好きではない。
パワースポットということがきっかけで神社仏閣にお伺いして、その後に、目に見えないものを敬うという心が芽生えるのならば良いのだろうけれども、そう言った信仰心も何も無く、ただ単に御神徳やご利益目当ての人々を目にする場面が多いからかも知れない。
それこそ本殿にお参りもせずに、パワースポットと言われている御神木にパワーが貰える~なんて言って抱き付くとか、ね。
神社仏閣で奉職されている方々も同様の想いなのか、ご縁があってお話させていただいた時に、こちらはパワースポットなんて言われていますよねーなんて言うと、苦笑される場面が多い。
矢印に従って歩くと、石舞台が見えた。
石舞台
こちらの石舞台は、日本三大石舞台の一つで、雅楽を演奏するところだということ。
そして、これまたパワースポットと言う事が、強く書かれた道案内に従って歩いて行った(笑)
途中には卯の花苑があったり
卯の花苑
車返しの桜なるものもあったり
車返しの桜
住吉大社で後醍醐天皇の名前を目にするとは思っていなかったので、びっくりしている自分が居た。
そして道案内に従って歩いて行くと、辿り着いたのは浅沢社。
浅沢社
市杵島姫神を祀り、福の神、婦人の作法、芸事の守護神として崇敬されているお社で、昔は浅沢小野の「杜若」として世に知られた名所だったということ。
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
女性にとてもお優しい神様のように感じた。
そして浅沢社からすぐ近くに御鎮座されていたのが、大歳社。
大歳社
大歳神を祀り、収穫の神であるところから集金、商売繁盛、家内安全、心願成就の御神徳があり、毎月初めの辰の日に祈願する人々でにぎわうということ。
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただき、こちらの右手後方にもお社があったので、そちらにもお伺いした。
おいとしぼし社
こちらのお社の前にあるおもかる石がパワースポットと言われているところらしい。
おもかる石
おもかる石の占い方に従って、お参りさせていただいた後に写真を撮らさせていただくと
なんとも不思議な写真が撮れたことに半ば驚きつつ、こちらにお招きいただいたことに感謝した。
そして再び住吉大社に戻る。
人の姿は殆ど目にしなかった。
訪れたタイミングだったということを、後に知る事となる訳だけれども(笑)
そして若宮八幡宮にお参りさせていただき
若宮八幡宮
五所御前に辿り着いた。
手を清めるところ、と案内があったので、そちらで清めた後に、五所御前へ。
五所御前
「五所御前」は「高天原」とも称し、神功皇后が住吉大神を鎮斎するに際して、どこがよかろうかとこの辺りを見廻していたところ、鷲が三羽来てこの杉の木にとまったので、ここが大神の思召にかなうところとしてはじめて奉斎したと伝えます。
~住吉信仰―いのちの根源、海の神 より引用
というところで、住吉大社の中でも重要なところだったりする。
そして石の玉垣のなかにある砂利には「五・大・力」と書かれた小石があるので、これを集めてお守りにすると心願成就のご利益があると言われている。
なので私も御多分に漏れず、石を探してお守りにさせていただくことにした。
この五大力石を入れるお守り袋は、こちらの近くの楠珺社というところと、お守り等授与所で頂戴できるということも案内に書かれていた。
商売上手よねーと思いつつ(笑)歩いて行くと、これまたお社があり
海竜社
龍神さまだーと喜んで、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
その他にも
立聞社
貴船社
などが御鎮座されていたので、それぞれのお社でお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
スゴイお社ばっかりだーと半ば興奮気味だったのだけれども、こちらを見て、更に住吉大社というところのすごさを感じざるを得なかった。