<横川エリア>龍が池弁天&根本如法塔 ~比叡山延暦寺に行ってきた【その5】

シャトルバスに乗って、到着したのは横川エリア。

比叡山横川元三大師御廟2

こちらには絶対お伺いしたかったのだった。

何故ならば道元禅師様の得度霊跡があると事前にチェックしていたから!

比叡山横川元三大師御廟1

巡拝受付のところを通り過ぎる時に、同じシャトルバスに乗車していた団体がチケットを見せずに通ろうとしていて、受付の方が困っていらっしゃる場面に遭遇する。

なのでこの団体とは同じルートを巡ることは避けたいと思いながら、わざとゆっくりと歩いた。

比叡山横川元三大師御廟3

団体さんは横川中堂に向かって歩いて行ったので、だったら私は横川中堂は後ほど参拝させていただこうと思ったりした。

比叡山横川元三大師御廟4

横川中堂に向かう道を歩くと、東塔エリアと同じような各宗祖師のパネルが展示されている(内容は違っているんだけれども)

比叡山横川元三大師御廟5

比叡山横川元三大師御廟6

道元禅師様や日蓮さまの生涯が分かりやすく展示されている。

やっぱり、なんだか、ちょっと不思議な気分になる。

1月に永平寺、2月に久遠寺、そして4月に比叡山にお伺いしたということ。この何処に行こうかと全くプランニングをしていなかった行き当たりばったりでお伺いした神社仏閣めぐりの旅は、やはりお導きと言うべきないのではないのだろうか?などと思いながら。。。

そして龍が池弁天というところに差し掛かる。

龍が池弁天

比叡山横川元三大師御廟8比叡山横川元三大師御廟7

昔この池に大蛇が住みつき毒気をはいて修行僧や村人に害を与えていました。 元三大師これを知り、大蛇に向い “汝は身を自在に変化させる不思議な通力を持っていると聞くが本当か” とお尋ねになると、 大蛇は “本当だ俺に出来ないことはない” と答えました。

そこで大師は “ならば大きい姿になってみよ” と申される“お安いご用”とばかり数十倍の大きさに変身しました。 大師は再び “では小さくなり私の手の平に乗れるか” と申されると、“承知” とばかり小さくなり手の平の中に入りました。 そこで大師がすぐさま観音様の念力により閉じ込めてしまわれました。

そして弁天様をここにお迎えして祀られ、小さくなった大蛇を弁天様の侍者とされました。 大蛇は大師に諭され前の悪業を悔い改め、今後は弁天様のお使いとして「龍神」となり、自分の神通力を善行に向け、横川の地を訪れる人の道中の安全と心願の成就の助けをしようと大師に誓いました。

と案内版には書かれていた。

お参りさせていただくと、一種独特の雰囲気。

金峯山寺の脳天大神様と似ているような気がした。

それだけ、苦手、と思う人と、凄い!と思う人が居るのではないかと感じたお社だった。

比叡山横川元三大師御廟9

大抵の人はここから右に曲がって、横川中堂に向かうのだけれども、先ほどの団体さんが先を歩いている姿が見えたので、私は根本如法塔方面へと歩いていった。

こちらの横川エリアには、西国三十三ヶ所石仏巡りということで、それぞれのお寺の仏様が至るところにいらっしゃる。

比叡山横川元三大師御廟10

比叡山横川元三大師御廟11

手を合わせながら根本如法塔へと向かう。

比叡山横川元三大師御廟12

根本如法塔

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比叡山横川元三大師御廟13

慈覚大師(円仁)が横川にある根本杉のほこらの中で始めた法華経書写にちなんでいて、その写経などを納める堂として造られたのが根本如法堂だということ。そして、後に根本如法堂跡に多宝塔の如法塔が建立されたという場所だった。

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こちらの周りにも仏様がいらっしゃった。

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比叡山横川元三大師御廟16

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比叡山横川元三大師御廟18

巡る順番を人と同じくしなければ、誰とも合わない静寂の時間が過ごせる事に気付いた。そして何故か足が自分が次に向かおうと思っていた根本中堂ではなく、人気の無い、別のところへと向かっていた。

比叡山横川元三大師御廟21

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