出雲大社にお伺いするのならば、出雲大社近くに宿泊しようと考えていた。私は大概じゃらん
を利用してホテルの予約をしているのだけれども、クチコミでも評価の高かったこちらに是非とも宿泊してみたいと考えていた。
出雲大社に最も近い旅館と言う点と、出雲大社付近にある旅館の中でも温泉が楽しめるという点が決め手になった。
ただ、人気の旅館ということで、希望の日には予約が取れなかったけれども、せっかく出雲大社にお伺いするのだから、ということで、ますや旅館さんの予約が取れた日に、出雲大社の参拝をプランニングした。
じゃらんで見た、このお部屋、いいなぁ、って思って↓
ますや旅館さんは、本当に出雲大社から近い。
神楽殿から歩いて5分程度の場所にある。
けれども、普通の参拝客はほとんど来ない場所なので、思いっ切り静かなところなのです。
街並みも風情があります。
そして、この日お世話になる、ますや旅館さんに到着。
人の良さそうなフロントのおじさまにチェックインしてもらって、通された部屋はなんと、「素鵞」というお部屋だった。
こちらは出雲大社本殿の後ろにある、素鵞社(そがのやしろ)からお名前をいただいているんですよーと説明を受けた。
実はこの時、翌日の旅のプランニングで迷っていた。
2年前の弾丸バスツアーで一回行った須佐神社にお伺いするか、それとも、行ったことの無い一畑薬師にお伺いするかと、思いあぐねていたけれども、こちらの旅館のお部屋の名前が「素鵞」ということは、須佐神社にお伺いしろということなのね、と。。。
今回の旅が素戔嗚様にお導きを受けているとは、薄々感じていたけれども、こうダイレクトに示されると、ここまで来れば観念するしかないということで(爆)
お部屋はこんなカンジ。
夕食なしプランだったので、既にお布団は敷かれていたけれども、却って一人旅には先にお布団が敷かれている方が、その後邪魔されずに一人で過ごせるので、都合が良かったりしますよね。
窓から見た光景は、じゃらんで見て良いな~と思ったお部屋と同じ光景でした(これまたびっくり)
こちらの旅館、古いと言えば古いのだけれども、水回りは全て新しくなったみたいで、御手洗いも最新のものだったし、部屋にある洗面所も和風でとても素敵なもので、しかもクレンジングや化粧水などが装備してあって女子には嬉しい限りでした。
そして、今回の旅で宿泊した中では、一番「気」の良いところでした。
電話もノスタルジック。
美味しいお茶菓子をいただいて一息ついた後に、温泉に入る。
温泉は松江の温泉と違って、ちょっととろみがあるように感じた。温泉から出たあと、肌がとってもしっとりとして、イイカンジになりました♡
翌朝、朝食をいただいたのだけれども、これが、とても美味しかった。
写真で見ると、普通の旅館の朝食じゃん、って思うかも知れないけれども、どれもこれも美味しかった。何がどう具体的に美味しいのか、と自分の筆力では表せないのが悔しいのだけれども(涙)、どれもこれも、その素材にあった調理法と味付けで、普段お米を食べてもせいぜいお茶椀一杯位しか食べない私が、おひつに入っていたご飯を全部平らげてしまったくらい、美味しかった。
今度こちらの旅館に泊まる機会があったら、夕食も是非ともいただきたいと思ったくらい。御給仕してくれたおばさまもとても感じの良い方で、それも食欲を増進したのかもしれないけれど。
前日宿泊した、出雲市駅直結のビジネスホテルがちょっとがっかりだった分、ますや旅館さんのホスピタリティやお食事の美味しさに、とても感動してしまったのでした。
予約がなかなか取れないけれども、出雲大社付近で宿泊を考えているのならば、ますや旅館はかなりおすすめです。
出雲大社御師の宿 ますや旅館