森見 登美彦さんの『きつねのはなし』にも伏見稲荷大社は描かれていたりする。
私がまだ小さい頃のことです。母に手を引かれて、どこまでも続いているあの長い鳥居の列をくぐって、森に入り込んでいきました。そのとき、母はその狐の面ををぶらさげていました。峠の茶屋で休んだときに、他のお客さんが忘れていったのを貰ったのだったと思います。まだ夏の盛りでしたけれど、お稲荷さんの森に入るとなんだか身体が濡れてくるみたいに空気が冷たくて、ずっと首筋がぞくぞくしていたのを覚えています。
~きつねのはなし (新潮文庫)より引用
昔、初めて代々木八幡宮の出世稲荷にお伺いした際には、こんな感覚だった。明らかに気が違う場所だと思ったけれど、パワスポブームが起こって、その後お伺いしたら、その明らかに感じた気は全く無くなっていた(現在は若干戻ってきてるように感じるけれど)
伏見稲荷大社も、時期を選べば、そういう「気」は感じられるのかも知れない。
薬力社
おせき大神
一の峰 末廣大神
ニノ峰
こちらではかわいこちゃんの狐さんたちを発見。
どのお社も御神体は岩だということが分かる。
今回の京都の旅は磐座を見る事が多いなぁ、と思いつつ歩みを進める。
間の峰 稲田社
三の峯 白菊大神
こちらでは不思議な猫さんに遭遇。
お参りしているとずっと見られていた。。。
そして四ツ辻に戻り、急な階段を上り 田中社へ。
田中社 権太夫大神
こちらを散策していると気になる神様が。
宙千稲荷大神
宙(そら)かぁ、と思ってカメラを向けたら突然光る。
お山で最後の最後に不思議な気分に包まれた。
そして四ツ辻から京都市内を望み、下山。
AM11:00頃に千本鳥居のところに戻ったら、沢山の人が居て、満員電車の中を歩いているような気分になってしまった(爆)
そして、ツアーの集合場所に戻り、一路東京へと戻った。
夜に渋谷に辿り着く。
やっぱり東京の方が、私は落ち着くなぁ、と思った京都への旅だった(笑)