奈良に何回も行ったことがあるというのに、訪れる機会が無かった薬師寺に、今回初めてお伺いすることが出来ました。
御朱印も頂戴することが出来ました。
法相宗大本山薬師寺 御朱印
2018年5月にお伺いした際に頂戴いたしました。
薬師寺では数種類の御朱印をいただくことが出来るそうなのですが、今回私は2種類の御朱印をいただきました。
西国四十九薬師霊場第一番「薬師如来」 御朱印
大講堂内の納経所で頂戴することが出来ます。
玄奘三蔵院「不東」御朱印
玄奘三蔵院の公開期間中のみいただける、書置きの御朱印です。
玄奘三蔵院で頂戴することが出来ます。
この御朱印を頂戴した際に、玄奘三蔵院の係りの方から、国立博物館にある「玄奘三蔵像」のお姿が描かれている有難い御朱印なので、ご利益がありますよ、と説明いただき、国立博物館に見に行かなくては!と思ったことを、今書いていて思い出しました。。。
感想
薬師寺は世界遺産に登録されているお寺ということで、お伺いするまでは、観光寺的な側面が大きいところなのかしらん?と思っていたのですが、実際にお伺いしてみたら、説法なども積極的に行っている、信仰に満ちた活きたお寺だということを体感出来た場所でした。
三蔵法師様の不東の精神に触れられたのも、とても良いご縁だと思いました。
いかなる困難に直面しても、たじろぐこと無く己の信じる道を進むその姿勢というものに、甚く感銘を受けたと同時に、時間の流れというものは、過去から未来に流れているものではなく、未来から現在、そして過去に流れているものではないかと、改めて思ってしまった次第です。
三蔵法師様は、その道を進めば、自身が真の仏法に触れることが出来るということを信じ切っていたからこそ、それこそ「不東」の精神で、歩むことが出来たのではないかと。