奈良の長谷寺にはとても惹きつけられるものがあって、何回かお伺いしています。
今回も御朱印を頂戴することが出来ました。
真言宗豊山派総本山 奈良 長谷寺
2016年6月にお伺いした際に頂戴いたしました。
御朱印は本堂の近くにある納経・朱印所でいただくことが出来ます。
私がお伺いした際には早朝ということもあってか、御朱印を求める方がいらっしゃらなかったのですんなりと頂戴することが出来ました。
そして今回は待っている方もいらっしゃらなかったので、現在いただける御朱印4種類全てを頂戴いたしました。
奈良長谷寺・御朱印「大悲閣」
奈良長谷寺 奈良大和四寺巡礼 御朱印 「慈悲仏」
奈良長谷寺 西国三十三所 御詠歌 御朱印
奈良 長谷寺 大黒天 御朱印
感想
今回御朱印と共に、「西国巡礼慈悲の道 西国第八番 豊山 長谷寺」という法話の書かれた紙を頂戴したのですが、そちらには
それ以前から豊山は、飛鳥平野の最も重要な聖地とされていて、日本の祖神である天照大神は、現在の伊勢神宮に移る前は、長谷の山上に祀られていたのである。
天照がまつられた場所に巨大な観音さまがまつられ、さらにこのお寺が1588年専誉僧正の入山で真言宗の寺院となり、弘法大師の思想体系が加わり、さらに三千数百という真言寺院と数百万の檀信徒の祖山となったのである。
と、この地が天照様に関連している土地だということを示す文章が書かれていました。
そして、御朱印でも頂戴した御詠歌についても書かれていて
いくたびも まいるこころは はつせでら
やまもちかいも ふかきたにがわ
このご詠歌の意味は
何度お参りしても初めて訪れたような気がする初瀬寺(長谷寺の古称)。観音様の衆生救度のお誓いは、周囲を取り巻く山や谷川のようにとても深いものです。
だということも書かれていました。
この文章を読んで、伊勢神宮にお伺いするのと同じように、毎回訪れるたびに新鮮な感動を与えてくれるこちらのお寺はやっぱり天照様に関係しているのだなぁとおぼろげながら思ってしまう自分が居たのでした。
雨宝童子という初瀬山を守護する八大童子のひとり、そして天照大神様としても信仰されている立像が観音様の隣にいらっしゃるということも関係しているのかも知れませんが。