1年ぶりに東南院にお伺いしました

201605東南院

脳天大神様のところを後にして、金峯山寺方面へと戻る。

そして行きに、後ほどお伺いしようと思っていた吉野朝廷址へと足を向ける。

吉野朝廷址

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こちらにお招き頂いたことに感謝して、お参りさせていただいた。

誰もが読むブログなので詳細は書かないけれども、自分のルーツなどを鑑みると、私が吉野という土地に惹きつけられる意味というものがおぼろげながら分かってきた。

結局、自分一人で生きているように思っていても、そうではないということを、この吉野という土地に来る度に思い知らされるような気分になる。そして御先祖様や仏様や神様など、目に見えない世界を敬うということが如何に大切なのかも分かる。

そういうことを考えると、今回も意図していなかったけれども、引っ張られるような形で吉野に来たということも理解出来るし、思えば3年前に初めて吉野に来た時にも、そういうカンジだったよなぁ、、、なんてちょっとセンチメンタルな気分になってしまったりして。

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帰りのフライトに間に合う為には、そろそろ吉野を離れなければならない時が迫ってきていた。

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金峯山寺の美しさを目に焼き付け

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もう一箇所、どうしてもお伺いしたい場所へと急ぐ。

東南院

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前回お伺いした際には、こちらが『人生には奇跡がある』を読む前だったので、五條覚澄大僧正さまが東南院の多宝塔を手に入れたエピソードなどを知らずにお参りしていた。

けれども、そのエピソードを読んでからこちらにお参りさせていただくと、とても不思議なものを感じた。

このとても大きいとは言えないお寺の境内に、何故こんなにも立派な多宝塔があるのかということ、それこそ神様や仏様がこの地を選ばれたということを、この多宝塔を見るとありありと感じることが出来た。

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今回、金峯山寺で『山伏・修験道の本尊 蔵王権現入門―蔵王権現のご利益、拝み方、吉野と修験の歴史がわかる!』という本を購入した。

そこには金峯山寺山主の遺訓法話という章があり、五條覚澄大僧正さまの御子息である五條 順教金峯山寺元山主の法話が載っている。

そこには、五條覚澄大僧正さまがおっしゃられていたことも書かれている訳だけれども、私はこの法話を読んでいたく感銘してしまった訳でして。

おまいりの金は自分が出す

先代の管長であった五條覚澄法王は、理屈めいたことをいわない人でした。実際的なことしか言いませんでした。若い時分に自殺を考えたことがあるというほど、金銭的苦労をなめてきたからでしょう。

むつかしい講演や講話をしているのは聞いたことがありません。しかし座談は名手でした。そのような法王であったから教訓を垂れるというようなことはありませんでしたが、その時にあたっていろいろな助言を与えてくれました。それがいま私の貴重な指針となっています。

私は昭和二十四年の夏、初めて奥駈修行の先達を勤めました。

そのとき言われたことは「修行やおまいりの金は、自分のふところから出せ。自分の金を出さん、ただ修行やただまいりは、何の功徳にもならんし、何のご利益もない」ということでした。

それ以後私は奥駈の先達を二十一回勤めましたが、自分の費用は必ず自分が出しました。これは実にありがたい指導でした。

その法王の言葉がなければ、いわゆる先達の悪しき役得に甘えるようになっていたかもしれません。

誰にしてもお金というのは大切なものです。大切なものであるからこそ、自分のふところから出すところに価値があります。

それでこそ自分の修行となり、自分のおまいりとなる道理です。

ー後略

~『山伏・修験道の本尊 蔵王権現入門―蔵王権現のご利益、拝み方、吉野と修験の歴史がわかる!』より引用

『人生には奇跡がある』を読んだ後に、このお言葉に触れたとき、そのお言葉が本当に自らの体験からにじみ出てきたお言葉だと思えた。

ただ修行やただまいりは、何の功徳にもならんし、何のご利益もない

この言葉、本物だなぁ、、、と。

東南院を後にして、金峯山寺経由でケーブル駅へと戻る。

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この美しい光景を再び見ることが出来るようにと祈りつつ。

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そしてケーブルカーに乗車して、吉野経由で近鉄奈良に戻り、近鉄奈良からはリムジンバスで関西空港へと移動した。

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そして関西空港を利用する旅に訪れていたラウンジの名前が「比叡」という名前だったということに、今更ながら気が付いたりした。

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今回の旅は、本当に不思議な旅でした。

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