朝6時起床。ゲストハウスの朝は遅い(←と言うより私が朝早いだけか)誰も起きていなかったので、静かに身支度を済ませて、6:30にゲストハウス出発。
やっぱり朝は気持ちが良い。
猿沢池付近で鹿さん発見。
朝の奈良駅旧駅舎。誰も居なくて綺麗。
朝食はゲストハウスでも用意して貰えるのだけれど、朝7:30~と言う事だったので、今回は頼まずに、JR奈良駅のモスで軽く朝食をすました(笑)
奈良駅のせんとくん。
7:31奈良駅発のまほろば線に乗って、天理駅まで。天理駅には7:46着。意外に大きい駅というのと、一種独特の雰囲気の街並みにちょっと引く(爆)
石上神宮までのバスは一日数本しか出ていないので、タクシーで移動。タクシーの運転手の人に「天理は初めて~?」と聞かれたので、初めてです、と伝えると、天理という街についてイロイロ説明してくれた。詰所という看板が至るところにあるけれど、これは天理教の信者の人が泊まる宿泊施設のようなものである、とか、甲子園によく出場している天理高校の野球部の皆さんの靴下などは全て教会のシンボルカラーの紫だ、とか。ナンカスゴイトコロダナァと思いつつ、タクシーは石上神宮へ到着。
タクシーを降りた瞬間、ここスゴイ良いところだ!と思った。空気感が半端なく良い。
朝8時頃だったけれど、私の他にも数組参拝客の方が居た。
にわとりさんも沢山居た。
手水舎で清めた後に、いよいよ拝殿へ。
楼門
拝殿
こちらにお導き頂いた事に感謝して、お参りさせて頂いた。神職の皆さんが境内をお掃除されている時間帯だったけれど、石上神宮の皆さんは「おはようございます」と分け隔てなく参拝客の皆さんにお声掛けしている姿が印象的だった。すごく良い神社だ~。
参拝させて頂いた後、境内を見てみる。
そしてご祈祷受付所・授与所にお伺いして、朝拝に参加させて頂きたい旨お伝えした。また、この時間帯でもお守り等授与して頂けるということだったので、石上神宮オリジナルの御朱印帳(とっても気品のある御朱印帳)を頂き、それにご朱印を頂戴して、御神劔守というお守りと朝拝用に神拝詞も頂いた。
朝拝が始まるまで、境内の中で待たせて頂く。ここは本当に良いところだ、としみじみ思いながら。
8:30頃になって朝拝が始めるので、拝殿に昇って下さいと案内を受けた。拝殿は国宝となっている為、無断での昇殿はできないということなので、恐れ多く思いながら拝殿に昇る。しかもこの日一般の参加者は私だけだった(爆)
神拝詞を見ながら、大祓詞(おおはらえのことば)、十種祓詞(とくさのはらえのことば)、ひふみ祓詞(ひふみのはらえのことば)等奏上する。そして最後に明治天皇御製を二首奉唱するのだけれども、何故だかこの時に涙があふれ出てきた。
約20分の朝拝だったけれど、とても良い経験をさせて頂けた。
案内頂いた神職の方が朝拝参加のお礼を述べられたので、こちらこそ貴重な経験をさせて頂きありがとうございました、と伝える。また、どちらからお越しですか?と尋ねられたので、東京から来ました、と言うと、境内いろいろ見ていってくださいね、と優しいお言葉を頂けた。
「神宮」の名のついた神社なので、高飛車な対応されるのかと思っていたけれど、石上神宮の皆さんはとても皆さん良い方ばかりだったので、今回本当にお伺い出来て良かったと思えた。
朝拝後、摂社へ。
天神社
七座社
出雲建雄神社
こちらの御祭神は出雲建雄神さまで、熱田神宮に祀る草薙剣の荒魂となるとのこと。
猿田彦神社
ここから少し山の辺の道方面に歩いてみた。
今回はハイキング装備ではなかったため、山の辺の道を歩くのは断念。拝殿に引き返す。
そうそう、こちらで頂ける御神劔守は結構スゴイです。今年は極力御守りは頂かないキャンペーン実施中の私ですが(笑)これは手に入れておかないと、と思い頂きました。家に戻ってこちらのお守りをお守り置き場に置いたら、部屋の空気感が全然違うのですよ。元々密かに自宅をパワースポット化させているけれど、よりパワーが強くなったと思える位でして。
拝殿を出て鏡池を見て、休憩所で一息つく。
牛さんも居ますよ~。
そして、清々しい気分で石上神宮を後にした。
帰りは徒歩で天理駅まで。途中石上神宮の近くにあったとされる良因寺に僧正遍昭が滞在していたという案内版を発見。小野小町と僧正遍昭の贈答歌が書かれています。ロマンを感じますねぇ。
天理の不思議な雰囲気を味わいつつ、駅に戻り、近鉄に乗って次の地に向かったのでした。
<追記>
石上神宮の御朱印はこちらにアップしています→御朱印これくしょん-その2(神社編)