時期が来たら読める本~美内 すずえ著『宇宙神霊記』

天河弁財天

本と言うものは不思議なもので、読むべき時期になるとその本の存在を知る事が出来て、自然と読めるような流れになっている。

まぁこれは本だけに限らず、神社仏閣でも時期になればお伺い出来る縁が生まれるところもある。

今回読んだ本も、私がこの本を読む時期になったのだろうと言うことで、Amazon等では中古品が高価格(2万円前後)で取引されているにも関わらず、購入しなくとも読みたいと思ったその日に読むことが出来た。

この『宇宙神霊記―霊界からのメッセージ (G books)』は『ガラスの仮面』で有名な漫画家・美内すずえさんが1991年に出版された本で、今からほぼ30年前に書かれたものなのだけれども、今読んでも全く色褪せない、むしろ今の時代だからこそ読むべき言葉が散りばめられていた。

例えば地球を高次元にもどすために、私達が出来ることとして書かれていたのが、チャネリング能力を高める方法。

チャネリング能力を高める方法

201309302

では、地球を高次元にもどすために、私たちはどんな準備ができるでしょうか。

その準備の最初の段階は、まず、ひとりひとりのチャネリング能力を高めることなのです。

~中略~

チャネリング能力をアップするいちばんの近道は、「ひとつのことに熱中する」ことです。

あなたは、そのひとつをもっていますか。

もし、まだもっていないのなら、見つけようと努力しているでしょうか。

今は学校の勉強や仕事がいちばんたいせつ、と思っているのでしょうか。

でも、それよりも、もっともっと大事なものがあるのです。

もちろん人にはいろいろな役目があります。数学や物理などの分野で活躍する人も、アートの方面に進む人も、それこそさまざまな人がいるでしょう。みんな自分にふさわしい才能をもっているのです。だから、自分の役割を早く見つけることが大事なのです。現在のあなたにとってたいせつなことは、いろいろな世界を知ったうえで、将来をもう一度考えることではないでしょうか?

本当に好きなことはなんだろうか?

本当にやりたいことは、なんだろうか?

~『宇宙神霊記―霊界からのメッセージ (G books)』より引用

この項目を読んでいて、私が尊敬している高城剛さんが日頃おっしゃっていること、そのまんまやーん、と思ったのだけれども、

この楽しいことが、欲望、わかりやすく例えると「お金」や「異性」であってはなりません。それらは、頭や身体が喜ぶことであっても、魂が本当に求めているものとは違うからです。仙人になるわけでも出家するわけでもありませんので、欲望を一切捨てる必要はまったくありませんが(無理だと思いますし)、ただそれ以上に、自分が本当に楽しいと思うことを見つけられるかが、魂が喜ぶことを見つけられるかが、もっとも大事だと僕は考えています。

~『SOUL RESET 魂の再起動』より引用

この美内すずえさんの御本が出版されたのが1991年ということを考えると、如何に先を行っていたのかということが想像できる訳でして。

良い本と言うのは引用したい部分が多すぎるので、それこそ本を読んで!と思うのだけれども、こういった良い本と言うのは何故か絶版になっている事が多々あり。

霊能一代』や『異神―中世日本の秘教的世界』 なども絶版になっていて、高値で取引されている。何かの力が一般に流通させないようにしているのではないか?とでも思わせる位。

最後にこれだけは引用させていただきたいと思った文章を掲載いたします。

ただひとつ、聖地に関して、ぜひとも注意してほしいことがあります。

それは、聖地に入るときは、きちんとした覚悟が必要だということです。つまり清浄な気持ちで訪れなければならないのです。

聖地は吸引力が強いだけに、現象界の人間の葛藤や争いの影響を受けることがあり、霊的葛藤も起きやすいといえるからです。

それに聖地では、魂のもつパワーが増幅されるため、愛や悲しみ、喜び、怒りなどといった感情までが大きくなるのです。いいかえれば、聖地で争いが起こった場合、それは激しく強烈なものとなるでしょう。旧約聖書の時代から続くエルサレムをめぐる戦争など、その典型のような気がします。

ですから、よこしまな気持ちやいいかげんな気持ちで聖地に足を踏み入れると、操られる可能性も出てきます。十分に気をつけて、聖地を訪れてください。

~『宇宙神霊記―霊界からのメッセージ (G books)』より引用

先日、とある人から不思議なことを言われた。

キセキレイさんは会うだけで人を浄化させる力があるけれども、その力をもっと高めていかなければならない、と。

私お酒も飲むし、煙草も吸うし、そんな清浄な人間ではないと伝えると、そのうち、それらの刺激物も取り上げられるだろうから、今のうちに楽しんでおけばいいんじゃない?と。

そんなことが頭の隅にある状態でこの本を読んだら、この本の中には、食べ物や薬についての警告という項目があって、そこには私が好んで飲んでいたものがよろしくないと書かれていた。。。

今、これを読んだことも必然なんでしょうね。

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