救われるような安堵感~京都大原三千院・往生極楽院にお伺いしました

往生極楽院に到着。

往生極楽院

お堂にお坊さんがいらっしゃって、これから説明するので時間があれば中にお入り下さい、とご案内を受けたので、靴を脱いでお堂の中にお邪魔した。

お堂に溢れんばかりの参拝客を前に、お坊さんは冗談を挟みながらも、こちらのお堂について~天所遊が舟底型になっていることや、その天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が描かれていること~などを説明下さった。

こういう風に分け隔てなく誰にでも説明いただけるお寺って、素敵だな、って素直に思えた。

決して広いとは言えないお堂内だけれども、阿弥陀如来様が中央にいらっしゃり、天井には天女や諸菩薩様が舞う姿。

現在はその極彩色で描かれたということが想像できない程、黒くなった天井を見つめつつ、昔のお堂内の様子を想像すると、その蒼い世界の中に金色に輝く阿弥陀如来様が迷える者を優しく導いている様が描き出され、お堂の中に居るだけで、極楽にいるような気分になってしまった。

往生極楽院を後にして、境内を散策。

可愛いお地蔵様が沢山いらっしゃったので、写真を撮りまくり、ほのぼのとした気分になりつつ到着したのが金色不動堂。

金色不動堂

こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただき、御朱印を頂戴した後に向かったのは観音堂。

観音堂

こちらでもお参りさせていただき、御朱印も頂戴することが出来た。

三千院内は歩いているだけで、本当に癒される。

京都大原三千院、恋に疲れた女が~、で始まる歌ではないけれども、何かに疲れたときに訪れるだけで、救われるような、この安堵感。

弁才天様もいらっしゃいました。

その後円融蔵に立ち寄ると、往生極楽院の舟底型天井画の復元模写を見ることが出来た。

円融蔵隣には、授与所があり、お数珠やお線香などがあった。欲しいものは沢山あったのだけれども、その中で授与所前で焚かれていた「山桜」というお香がとても良い香りだったので、こちらをいただいた。

大原三千院。

有名なお寺なので、実際に訪れてみたらがっかりしてしまうのではないか?という懸念もあったのだけれども、そんな事は全く無く、良い意味で期待を裏切られた、とても良いお寺でした。

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