ケーブルに乗車して比叡山延暦寺を目指す。
猛暑ということもあり、ケーブル乗車時には凍らせた紙おしぼりがいただけるサービスがあった(冷たさが気持ちよくって、超有難かったです!)
ケーブルに乗車してしばらくすると、途中ほうらい丘で停車した。何なんだろう?と思ったら、TVの撮影?か何かのクルーが乗り込んできた。
ほうらい丘で停車するなんて、珍しいなぁと思い、写真に収める。
そしてケーブル延暦寺駅に到着し、久しぶりに東塔方面へと歩みを進める。
そして拝観料を支払い、修学ステージが開放となった根本中堂や「至国展」が開催されている国宝殿など、東塔エリアでお伺いしたいところは沢山あったけれども、残りの時間が限られていたので、東塔エリアでのお参りは泣く泣く諦めた。
と言うのも、今回こそは、絶対横川に行くと決めていたから。
バスセンターに到着すると、数分待てば横川行きのバスがあると分かったので、近くのお土産処でバスの一日乗車券を購入した(←バスの車内でも購入できるのだけれども、時間短縮のため)
そして、超久しぶりに横川に到着した。
前回横川にお伺いしてから、結局1年以上の時が経ってしまったけれども、こうやって再びこの地に来られたことの喜びは大きく
改めて素晴らしい場所だと実感せざるを得なかった。
龍ヶ池でもお参りさせていただき
横川中堂の美しさを横目にしながら、やはり横川に来たのならば最初にお伺いしなくてはならないと思っている場所へと向かう。
それは元三大師様の御廟。
初めて横川にお伺いした際に、何の予備知識も無くフラフラと呼ばれるようにこちらにお伺いしたことが思い起こされた。
その時は勉強不足だったが故に元三大師様というお方の存在も知らなかった。
しかし、調べれば調べる程、そのお方の偉大さ、そしてお力の強さが分かり、ただこのご縁に感謝するしかなかったのだったりする。
前回のお参りから一年間に起きた出来事などをご報告させていただき、いつもお守りいただけている事に感謝申し上げた。
その後、元三大師堂(四季講堂)へ。
こちらでもお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただき、元三大師堂近くの箸塚弁才天様にもお参りさせていただいた。
漫画の話で恐縮なのだけれども、以前読んだ『密教僧 秋月慈童の秘儀 霊験修法曼荼羅 1 (HONKOWAコミックス)』の中にも元三大師様のエピソードが書かれていて、
大師は俗(一般人)には優しく、坊主には厳しいと言われている方です
と言った件には、思わず納得してしまったのだけれども、一般人が故の甘えを出さないように、元三大師様には敬意を込めて接して行かなければならないと思ったお参りだった。
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