日本三大弁財天の一つでもある、竹生島にお伺いすることが出来ました。
今回訪れたのがGW期間中ということで、竹生島神社(都久夫須麻神社)では御朱印を頒布していなかった為拝受することは叶いませんでしたが、宝厳寺では御朱印を頂戴することが出来ました。
竹生島 宝厳寺御朱印
2018年5月にお伺いした際に頂戴いたしました。
宝厳寺でいただいた御朱印は三種類。
宝厳寺御本尊 御朱印
西国三十三所第30番札所 御朱印
西国三十三所 御詠歌
本堂近くの納経所で頂戴することが出来ます。
感想
2018年5月のGWの旅は弁才天様の旅かと思われる位に、至る所に弁才天様が御鎮座されていたので、旅の後、弁才天様について調べてみたら、『弁才天信仰と俗信』という本に出会った。
その中に
つまり弁才天は理想の女神であり、現世利益をお願いし易い親近感があったのである。
その功徳は弁才天の持つ如意宝珠から出るパワーであるが、それよりも強大なスピリチュアル・パワーは弁才天自らが有していたとみてよい。ゆえに弁才天の持つスピリチュアル・パワーを身につけようとしたものは、古来多く認めることができる。
役の行者はそれを体得するために、人の未だ踏み込んだことのない神秘の山々に登ってはその霊気を吸収して、いろいろの神の示現を受けてそのパワーを体得した。大和国吉野郡金峯山に籠っては蔵王権現の示現を受け、信濃国飯縄山では愛染大明王の示現を見るなどいろいろの神の生身を配しているが、一番多くの示現を受けているのは弁才天である。
~中略~
しかるに江の島を初めとして諸々の島に参籠したときには、優美艶麗な弁才天が湧出しても一つも拒否するどころか、感激してこれを拝している。これは弁才天のスピリチュアル・パワーが偉大だからで、それだからこそ役の行者はそのパワーを受けて、神変不思議の神通力が増大していったのである。
~『弁才天信仰と俗信』より引用
という、何とも興味深い記述があった。
弁才天様、その功徳は計り知れないものがある。
が故に、正しい道に導こうとして、とても厳しいことも、はっきりとおっしゃられる。
けれども、その無垢の少女のような、歯に衣着せぬ物言いに慈悲の御心を感じてしまうのは、恐らく私だけではないだろう。