葛原岡神社を後にして、勾配のきつい道を降るような格好で、銭洗弁財天宇賀福神社に到着した。
実は銭洗弁財天宇賀福神社にお伺いするのは今回が初めてでは無く、今を遡ることうん年前、まだ神社仏閣にも全然興味の無かった頃に一度、お伺いしたことがあった。
その頃何故銭洗弁財天宇賀福神社に来たのかも良く思い出せないまま、お金を洗った記憶だけはしっかり残っていた(笑)
銭洗弁財天宇賀福神社
この独特の雰囲気は当時のまま。
鳥居を潜ると洞窟に入ったような空気の中、歩みを進める。
そして洞窟を抜けると別世界のような空間が広がっているのを目の当たりにする。
手水で清めて
奉納された鳥居を潜ると境内図があったので、しげしげ眺めてみると、お金を洗う場所として有名な奥宮以外にも様々なお社が御鎮座されている事に気付く。
今を遡ること数年前にこちらにお伺いした際には、こういったお社があったことすら気付かなかった。
そして社務所でお線香とろうそくをいただき、傍にあったお茶屋さんで卵を購入。
やはりこちらは境内に入った途端に巳さまの雰囲気をバシバシ感じるところだったので、お参りするにも卵をお供えした方が良いような気がしたので。。。
そしてまずは本社にお参りさせていただいた。
銭洗弁財天宇賀福神社 本社
こちらでお線香とろうそくを手向けた後、こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
境内の参拝の順序などは良く分からなかったので、とりあえず足が向かう方向へと歩いて行くと、本社の後ろには、脳天大神様を彷彿とさせるようなものがあり、こちらがますます弁財天様がおわすところなのだということを実感してしまった。
そして石段を登っていくと上之水神宮というお社に到着した。
上之水神宮
狛犬さん達にもご挨拶させていただいて
鳥居を潜ると、私が好きな雰囲気が漂っていた。
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
お社の中には大きな鏡があり、お参りさせていただくと自身の姿が映し出されるような格好になるのがとても印象に残った。
まるで己の神聖を高めよ、と言われているような気がして。
そして次に下之水神宮へ。
下之水神宮
こちらは上之水神宮と比べると、優しい雰囲気が漂っている。
一条の滝に癒されつつ
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして七福神社へ
七福神社
こちらでもお参りさせていただいた。
そしていよいよ奥宮へ。
銭洗弁財天宇賀福神社 奥宮
今まで巡ってきた境内社にはほとんど参拝客はいなかったのだけれども、さすがにこちらには日曜日ということもあってか、多くの参拝客で賑わっていた。
そしてお社でもお参りさせていただいたのだけれども、何故だかこちらではなく、池の左側にお祀りされている白蛇様の方に惹きつけられている自分が居た(写真は撮る事が憚れたので自粛)
そして白蛇様にもお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただき、持っていたお金をざるに広げて清めた。
銭洗水で金円を洗うことは心を清め、不浄の金を洗うことにより寿福幸運が授けられる尊い信仰である
と銭洗弁財天宇賀福神社の案内版には書かれていた。
お金を洗ったくらいで金運が良くなるなんて、と思うかも知れないけれども、やはり雇われの身ではなく、自力でお金を稼いでいるフリーランスの人などは、その効果をひしひしと実感できるのかも知れないと思ってしまったりして。
私も参拝後に、その効果を実感している一人なのですけどね(笑)
結局は全て自分の力で成しとげていることが出来るなんていう思いは大間違いで、神様仏様そして数多くの人々に支えらえているのだということに感謝出来た時こそ、御神徳としてお金という形でもたらされるのだろうと思えて仕方がなかった。
不浄という名の我を捨てよ。
そして社務所で御朱印を頂戴して、銭洗弁財天宇賀福神社を後にする。
次に向かったのは佐助稲荷神社だった。