鈴松庵を後にして向かったのは行満堂神霊殿。
行満堂神霊殿
約5年前にお伺いした際にはお堂の扉が閉まっている記憶があったのだけれども、今回は扉が開いていたので靴を脱いでお堂の中にお邪魔させていただいた。
こちらは椿大神社が神仏習合の地であったということを感じさせる場所である。
猿田彦大神の神裔であり、役の行者をお導きされた行満大明神を始め、平安期の椿大神社の別当寺、神宮寺6ヶ寺ゆかりの6神をお祀りされている。
~椿大神社 境内図より引用
不動明王様もいらっしゃったことに驚きを隠せない気持ちになりながらも、こちらに再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そしてその時は分からなかったのだけれども、椿大神社にお伺いしてから丁度一週間後に、突然戸隠にお参りに行くということになった。
前回の旅から1週間も経過していない本日、何故だか良く分からないまま、日帰りで戸隠神社(奥社&中社)にお伺いしてきましたー。けれども本当に素敵な気付きをいただけた日帰り旅で、直感に従ってお伺いして大正解😌でした! pic.twitter.com/iuYAyC4WHS
— キセキレイスタイル (@kisekireistyle) 2017年9月24日
こちらで参拝させていただいている時には、まさか一週間後に戸隠に行く事になろうとは予想だにしていなかった。
これも行満大明神様、そして役行者様のお導きなのだろうか。
まぁこういうことがあるから、神社仏閣の旅は止められない訳でもあったりするのだけれども。
行満堂神霊殿を後にして、境内を散策した。
次のバスまではまだ1時間半程度あったので、ここぞとばかりゆっくり散策させていただく。
教育勅語記念碑
椿立雲龍神社
地蔵堂
そして前回お伺いしていない方面へと足を延ばした。
日曜日の昼間ということもあって、参拝客の姿はそれなりに見かけたけれどもこちらの方面には誰も居なかった。
記念碑
そしてこの記念碑の奥に御鎮座されていたお社に到着した。
縣主神社
狛犬さん達にもご挨拶させていただいて
こちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
こちらのお社の右側には椿護国神社というお社があったのだけれども、写真を撮ってはいけないように感じたので、撮影は自粛。
そして椿大神社に来たのならば、是非とも食したいと思っていた「椿とりめし」を食べに参集殿にお邪魔する。
参集殿
こちらの1階の食堂では椿大神社名物の「椿とりめし」などの軽食を食べることが出来るし、売店ではちょっとしたお土産も購入することが出来る。
「椿とりめし」というのは
今日、椿の名物として愛されることになった「椿とりめし」。
そのはじまりは、おもてなしの心にありました。
かつて、公共の交通機関に恵まれていなかった時代のこと。神社へのお参りも1日がかり。遠路はるばる参拝に来られた方々の労を思い、先代宮司夫人がふるまったのが「とりめし」でした。以来、人気を博し、今に受け継がれていったのです。
そもそも「とりめし」は、古くから鈴鹿地方の各家庭でつくられていた地元の味。素朴で、どこか懐かしい味わいには、今もおもてなしの心が込められています。
~椿会館 HPより引用
というもので、前回椿会館に宿泊した際にも提供されたものだった。
その時いただいた、その素朴な味が忘れられないというのもあったので、椿大神社にお伺いするのならば、必ず「椿とりめし」はいただこうと思っていた。
こちらの参集殿では「椿とりめし」と伊勢うどんなどが食べられるセットもあったけれども、先ほど鈴松庵でお茶菓子をいただいたこともあって、そんなにはお腹が空いてなかったこともあり、とりめしだけが食べられるとりめし定食をチョイス。
炊き込みご飯ではなく、混ぜご飯と言うのも一味違うポイントなんだろう。その素朴な味わいに心癒されつつ、再びこの心優しい味に触れることが出来たので満ち足りた気持ちに包まれた。
そしてお腹を満たしたら、そろそろバスの時間が迫ってきていたので、最後にもう一度本殿にお伺いすることにした。
参集殿近くの獅子堂でもお参りさせていただき
獅子堂
再び参道を歩く。
今度はいつお伺いすることになるのか、良く分からない。
けれども、また必要な時にお伺いする時が来るのだろう。
それが、私にとって椿大神社と言う場所であることを、再認識させられる訪問だった。
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