御正宮で御垣内参拝をさせていただいた後に、荒祭宮方面へと歩みを進める。
いつものように大きな木には手を触れる人が沢山群がっていたけれども、その姿を横目で見つつ、まっしぐらに向かったのは御稲御倉。
御稲御倉
そして外幣殿。
外幣殿
こちらで手を合わす人の姿はほとんど見ないけれども、私は手を合わさずにはいられない。
こんなスゴイものを間近で見られるというのは、本当に畏れ多いことだなぁと感謝の気持ちで一杯になる。
そして荒祭宮へと繋がる石段を降ると、見えるのは荒祭宮。
こちらでも大勢の参拝客の姿。
個人的なお願いはこちらでと言われていることもあるのか、熱心にお参りしている人の姿を多く見かける。
伊勢神宮 内宮 荒祭宮
私も再びこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そしてお社隣にある以前のお社があったところをしげしげと眺めていたら、小さなお子さんを連れた若いご夫婦もこちらの前で足を止めた。
「何か分からないけれど、なんだかすごいね」という、奥さんの言葉に、「ホントすごいなぁ」と感心しまくっている旦那さんの言葉が聞こえてきた。
分かる人には分かるんだな、と思って、何故だかとても嬉しくなっている自分が居た。
そういう風に、目に見えないものでも感じ取れる感性がある人が居たことを。
そして神楽殿方面へと戻る。
荒祭宮から四至神様へ続く参道も大好き。
こちらを歩いていると、いろいろとメッセージが降りてくるというのもある。
四至神様のところには、相変わらずパワスポ効果を求めて手をかざしたりしている人々が居たので、同類と間違われないように遠くからお参りさせていただき、御酒殿神と由貴御倉でも再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
そして神楽殿前を通り
私が内宮の中でも特に好きな風日祈宮へと向かう。
風日祈宮
こちらは級長津彦命さまと級長戸辺命さまという風の神様がお祀りされているところ。
鳥居を潜ると、風に乗れたかのように、ふんわりと体が軽くなるのを感じるのは私だけでは無いはず。
そして、こちらの橋からの風景がこれまた美しい。
極楽の中を歩いているような気分で、風日祈宮のお社に到着。
再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
私はこちらの御祭神とは相性が良いみたいで、いつもお優しいお言葉をいただくことが出来る。
なので参拝後もしばしこちらのお社の前で佇んで、昨年のお参りからの以後の出来事などについていろいろ心の中でお話させていただいた。
私にとってはお優しい神様なので、甘えてしまう部分もあるけれども、この1年の出来事についてお話すると、労いの言葉をいただけたことに、本当に感謝するしかなかった。
この5年間の間にいろいろな神社仏閣にお伺いしたが故に、改めて伊勢神宮の素晴らしさということを認識することが出来たのも、今回の旅の大きな喜びの一つだった。
やっぱり日本人ならば、一生に一度は訪れて欲しい場所だと思ったりする。
そして御朱印を頂戴して、大山祗神社と子安神社にお伺いした。
こちらへと至る道も、あまり人が居なくって好きな場所だったりする。
思いのほか、参拝客が多かったので大山祗神社の写真が撮れなかったけれども、大山祗神社・子安神社でも再びお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
伊勢は本当に最高だ。
離れてしまうのは名残惜しいけれども
宿泊しているが故に、また明日の朝にもお伺い出来ることを楽しみにしながら内宮を後にした。