近鉄京都駅から伊勢へ移動。
朝9:15発の特急伊勢志摩ライナーというものに乗車すれば、京都から伊勢まで乗り換えなしで行けるので、今回はこの特急に乗車してみた。
2時間程で伊勢に到着出来た。
下車したのは正確には五十鈴川駅だけれども(笑)
ここからタクシーに乗って神宮会館まで移動して、荷物を預かってもらって、真っ先に向かったのは勿論内宮。
伊勢神宮 内宮
この宇治橋前の鳥居の姿を見ただけで、またお伺いすることが出来た!と小躍りしたい位に心弾んでいる自分が居た。
到着したのはお昼前だったけれども、平日にも関わらずGWの谷間ということもあってか、沢山の参拝客の姿を目にする。
けれども、再び伊勢に来られたことに感慨もひとしおだった。
やはり私にとって、伊勢は聖地中の聖地であり、この5年間の神社仏閣の旅の中でも一番多くお伺いしているお社でもある。
初めて伊勢神宮にお伺いしたのは、丁度5年前のGWの時だった。
5年という年月は長いようでもあり、あっという間だったとも言える。
けれども伊勢神宮にお伺いするたびに、ちょっとずつだけれども成長している自分が居る。近年は頻繁にはお伺い出来ていないけれども、それでも、御縁があって定期的に通っている神社があるという事は、なんて幸せなことなのだろうと思ってしまった。
宇治橋の上を歩くだけでも、本当に伊勢と言う場所の美しさを感じることが出来る。
圧倒的までの清浄感。
生きているからこそ、来られた場所。
こうやって再び伊勢に来られたことだけでも、神様や仏様がお守り下さっているからこそ、ということを実感せずにはいられなかった。
そして手水で清めて
五十鈴川でも更に清める。
昔、手を清めようと思ったらカメラがぽちゃんと落ちて、それを拾おうとしたら五十鈴川に身体ごと落ちてしまったというマヌケな経験があるので(笑)それこそ落ちないように注意しながら手を清めた。
そして瀧祭神さまのところにお伺いする。
昔はこちらにお伺いしても人に会うことなんて無かったよなぁと思いながらも、お招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
ほぼ1年ぶりの参拝となってしまった訳だけれども、とても歓迎されたように暖かいものを感じて思わず嬉しくなっている自分が居た。
そして玉砂利の参道を歩く。
本当にこの玉砂利の上を歩いているだけでも、浄化されていくような気がしてしまう。
そして御贄調舎でも祈りを捧げ
御正宮前に到着。
今回もありがたく御垣内参拝をさせていただくことが出来た。
対応して下さった神職の方もお優しい方で、そして他に御垣内参拝をする人が居なかったので、神職の方と私一人で御垣内に入ることが出来た。
本当にこの中は別世界だと思える。
天照大御神様の前では、本当に不思議なのだけれども、この世に生を受けたことに対して感謝する気持ちしか湧き上がってこない。
そしてこれほどまでに伊勢にお伺い出来ているということは、なんて幸せなのだろうと思えて仕方がなくなって、涙が出そうになってしまったけれども、ぐぐっとこらえて御垣内参拝を終えることが出来た。
天照大御神様に導かれて、なんて大層なことは言わない。
けれども、やはり5年前に伊勢神宮に初めてお伺いして、神社仏閣巡りを初めたことを考えると、やはりこれも御縁なのだろうとは思う。
一体何回伊勢神宮にお伺いしているのだろうと思ってカウントしてみたら、今回で17回目だということに気付く。
けれども伊勢神宮は何度お伺いしても飽きることなどはなく、むしろお伺いする度に生まれ変わったような感覚を得られる場所だということを実感せずにはいられなかった。