脳天大神様のところでもゆっくりしすぎたせいか、金峯山寺に戻って来たら15時を過ぎていた。なので慌てて東南院へと向かった。
こちらも私の中では、吉野に来たのならば絶対にお伺いしたいお寺だった。
東南院
お堂の前でこちらに再びこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。
今回金峯山寺で五條覚澄様の書かれた『霊話不思議』という御本を購入したのだけれども、この御本の中には、東南院についてのエピソードなど、本当に不思議だとしか言い様がない出来事が描かれている。
今回吉野に来て、この御本を手に入れられただけでも大きな収穫だった。
そして社務所で御朱印を頂戴して、対応して下さった方に、お堂の中に入ることの許可を得て、お堂の中でお参りさせていただくことが出来た。
本当にありがたい。
そして、もう一箇所、お伺いしたみたかったところに行ってみた。
勾配のキツイ坂を登って行く。
そして、目的の地に到着した。
喜蔵院
喜蔵院と言うのは
桜の名所として知られる吉野山の中腹に位置する。平安時代に京都聖護院の一院として創建された。
江戸時代には儒学者熊沢蕃山が滞在したとされ、境内にはその際の句碑が残されている。
現在は宿坊も営み、本山修験宗の大峯奥駈修行の重要寺院としても知られている。
~Wikiより引用
と言う事で、この日は大峯山寺の戸開けの日だということもあって、境内にはどなたもいらっしゃらなかった。
そして本堂前でこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
吉野という土地は、本当に興味深い土地だ。
私は吉野ではお伺い出来ていない寺社が沢山あるし、吉野という土地のほんの一部分にしか触れられていない面もあるけれども、お伺いする度に様々な気付きをいただける、ありがたい土地でもある。
そして時間も時間だったので、今回はここまでと言う事で、金峯山寺へと戻る。
名残惜しい気持ちになりつつも、金峯山寺のその姿を目に焼き付ける。
吉野と言う土地、そして金峯山寺は、本当にすごいところだと思う。
それは、まさしく神と仏が融合した聖地だから。
今回も吉野という土地にお伺い出来た、このご縁に感謝するしかなかった。