お御輿ワッショイ!~富岡八幡宮にお伺いしました

世間様では東京マラソンとやらが開催されている日に、お伺いしたのは門前仲町。

前々から深川方面には行かなくてはなぁと思っていたけれども、なんでよりによってこんな日に行くのだろう?と自分でも半信半疑のまま、地下鉄に乗って門前仲町に到着すると、やはり東京マラソンの影響で、地上に出る階段へ登るための行列が出来ていた。

そしてやっと地上へ出たと思ったら、東京マラソンのランナーの姿を目にする。

そのまま永代通りを道なりに進んでいきたかったけれども、応援する人々の多さに恐れをなし、裏道から富岡八幡宮へ向かって行った。

そして西参道の鳥居に到着。

富岡八幡宮に近づくにつれ、笛や太鼓の音が鳴り響いているのが聞こえて来て、なんなんだろうと思ったら、大鳥居前では威勢良く神輿が担がれていた。

富岡八幡宮 大鳥居

後々ネットで調べてみたら、東京マラソンということで、富岡八幡宮神輿総代連合会による神輿、木遣り、太鼓などが、丁度私がお伺いしたタイミングで行われていたということだった。

事前に調べた訳ではなかったので、このお御輿が担がれている様子を見ただけで、本当にウキウキ、ワクワクしてしまった。

お祭りって本当に携わっている人々が笑顔になれるのが素敵だなーなんて思いながら、写真を撮っていた。

すると神様もとてもお喜びになっている感じがひしひしと伝わってきて、神輿を見ながら思わず涙しそうになっている自分が居たけれども、ここで泣いてしまったら怪しい人だと思われると思い、ぐっと我慢した(笑)

それくらい、本当に素敵な場面に遭遇出来たことに感謝した。

そして大鳥居を潜り参道を歩いて行く。

大関力士碑

伊能忠敬銅像

日本測量の父・伊能忠敬爺は五十歳を過ぎて深川黒江町(現在の門前仲町)に居住し、天文学・暦学等を学びました。その後、寛政十二年(1800)に始めた全国測量旅行では、氏神である当宮を参拝してから出発しました。

この事から平成十三年十月、縁深い当宮大鳥居横に旅立ちの姿を象った銅像が建立されました。

~富岡八幡宮 御由緒 より引用

ということだった。

そして少し歩くと、神輿庫に差し掛かる。

神輿庫

表参道の神輿庫には二基の御本社神輿が飾られています。富岡八幡宮には元禄時代に紀伊国屋門左衛門が奉納した総金張りの三基の宮神輿がありましたが、関東大震災で惜しくも焼失してしまいました。

以来、御本社神輿復活は氏子長年の念願でしたが、平成三年になり佐川清氏(佐川急便前社主)より、一の宮神輿が奉納されました。

この神輿は台輪幅五尺(1.5メートル)、屋根の最大幅九尺三寸(2.9メートル)、高さは四メートルを優に越え、担ぎ棒を組むと4.5トン、鳳凰の胸には7カラットのダイヤモンドを始め、装飾の各所に宝石を配した日本一の大きさと豪華さを誇る神輿です。

また、これに続くニの宮神輿が平成九年に制作され、同年の例大祭において氏子町内を巡幸しました。

~富岡八幡宮 御由緒 より引用

というものだったりする。

人が多かったのでじっくりとは見られなかったけれども、とても煌びやかなお御輿だなぁと思った。

そして手水で清める。

手水舎

こちらは金色に輝く鳳凰からお水が出ていた。

今まで多くの神社にお伺いしたけれど、金色に輝く鳳凰が居る手水ってお目にかかったことがなかったのでびっくりしたのと同時に、やはり宇治の平等院のことを思い出している自分が居た。

そして御本殿前を守られている狛犬さん達にもご挨拶させていただいて

御本殿へとお参りさせていただく。

富岡八幡宮 御本殿

御本殿前には沢山の参拝客が列をなしていたので、列に並びながらも途中後ろを振り返ってみると

お御輿が大鳥居を潜ったところだった。

そして御本殿にお参りさせていただく。

八幡様というと、私はやはり宇佐神宮にお伺いしたことを思い出してしまう。

あれだけ有名なお社なのに、私がお伺いした際には本当に不思議な位、ほとんど誰も居なかった。それは呼ばれていたとも言えるし、天候の偶然が生み出した産物なのかもしれない。

今回、こちらの八幡様にお伺いして思ったのも、東京マラソンの当日ということで、普段は見る事の出来ないお御輿が担がれている賑やかで明るい様子などを見させていただいたのも、それこそ呼ばれていたとも言えるし、ただ単に偶然とも言える。

どう解釈するのは自分自身が決めることなのだとは思うけれども、とにかく八幡様はお優しいなぁと思っている自分が居た。

そして御朱印を頂戴して、その賑やかで活気が満ちている境内を散策することにした。

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