本当にこちらは良いところ~住吉大社楠珺社にお伺いしました

この旅の前に住吉大社にお伺いするとは決めていなかったので、私の住吉大社の知識と言えば、神功皇后さまに関連しているお社であり、海の神様がお祀りされているところ、と言った程度だった。

しかしながら、実際にお伺いして境内を回ってみると、素敵なところが沢山あった。

そして、一番個人的に度胆を抜かれたのが、この楠珺社だった。

楠珺社

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こちらのお社の後ろにある、樹齢一千年以上に及ぶと言われている、楠の樹の存在感の半端なさにびっくりしつつ、御社の中にお邪魔させていただく。

まずは手水で清めて

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龍もイイカンジ。

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そしてお社の中に入ると、中には至るところに招き猫が居た。。。

そしてこちらにお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただく。

とっても陽気で明るい神様がいらっしゃるようなカンジで、思わず私もウキウキとした気分になってしまった。

そして、パワースポットの(笑)五所御前で手に入れた「五・大・力」と書かれた小石を入れるお守り袋をいただきたいなぁと思って、お守り等が陳列されているところで、お守り袋を見ていたら、神職の方より「右手はお金招きだよー」と声をかけられた。

一体何のことを言っているのだろう?と思いながら、話をさせていただいた。

どうやら小猫さんを受けに来た参拝客だと思われていたようでして(爆)

私は今回、東京から関西の神社仏閣巡りの旅に来て、今日は旅行最終日なのだけれども、住吉大社にお伺いしなくてはと思ってこちらにお伺いしたこと、そして住吉大社に招き猫のお社があるという事を知らなかったことを正直に述べると、その人の良さそうな神職の方は、こちらの楠珺社についてご説明下さった。

こちらの楠珺社では、猫が神様のお使いであり、そして月の初めの辰の日「初辰日」に小猫を一体求め、奇数月には左手招きの小猫を求め家内安全を祈り、偶数月には右手招きの小猫を求め商売繁盛を祈る。そして月に一度の初辰日に小猫を集めること4年で四十八体が揃い、始終発達し、中猫一体と交換、そして中猫2体と小猫48体を揃え、12年目に大猫一体と交換し、左右手招きの大猫を揃えて24年で大願成就となるということ。

そして、昨日がその月初めの初辰日だったということで、とても賑わっていたということをお教えいただいた(爆)

今回の旅は比叡山といい、住吉大社といい、肝心な日の翌日にお伺いするパターンばっかりだ、と思ったけれども、人で賑わって居なかった分、神社仏閣の方とお話する機会をいただけたのだなと思うと、それはそれでお導きなのかも知れないと思ったりした。

そして、やはり金運が欲しかったので(笑)右手招きの小猫さんと「五・大・力」の御守り袋を頂戴した。

猫さんが神様のお使いだなんて珍しいところですね~と言うと、社内にある古い猫さん達についてもご説明いただいたりして

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正直住吉大社という、超メジャーな神社でこういう御厚意を受けると思っていなかったので、びっくりしている自分が居たと同時に、こちらの神職の方の御奉仕に頭が下がる思いで一杯だった。

話は何故か参拝マナーの話になり、私は有名な神社仏閣に行くと必ず出くわす外国人観光客のマナーが気に入らない旨を伝えると、外国人観光客だけではない、日本人だって、マナーを守らない人なんて沢山居るよ、とおっしゃられた。

例えばこの楠珺社にしたって、若い女の子などはお参りもせずに猫さんの写真だけ撮ってみたり、団塊の世代と言われている人々のマナーもしかり、ということをおっしゃられていた。

けれども外国人観光客にしろ、ここがどんな場所かと言う事を理解していないだけで、話せば分かるとおっしゃっていた。こちらの神職の方は英語が堪能らしく、外国人観光客が来て説明を求められた際には詳しく説明するということで、そういった何も知識の無い人に説明するという、そのご奉仕される心にこれまた感銘を受けた訳でして。。。

そして最近はブログなどを書く人が多いので、こちらの楠珺社にしてもイロイロ書かれているけれども、それはあくまでもそのブログを書いている人の視点でしか見られていない、ということもおっしゃられていた(私もブログ書いているんですーとは言えない雰囲気だったので、それを伝えることは自粛しました―笑)

パワースポットとか言われることですよね、と伝えると、そのパワースポットと言われていることも4-5年経てば廃れていってしまう、と言った趣旨のお話をされたことにも激しく同意してしまった。

その他にも住吉大社について詳しく説明いただいたり、ご自身が神職になられた経緯などをお話下さり、一介の参拝客である私にこれほどまでの時間を割いて下さることに、本当に感謝してしまった。

今回のご縁に感謝して、御社を後にした。

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私とお話いただいている間にも、いつもお参りに来られている地元の方とお見受けできる参拝客の方がいらっしゃると、神職さんがご挨拶されている姿がとても印象に残った。

ホント、ここは、良いお社だった。

またお伺い出来る機会があれば良いな。

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