長谷寺から奈良駅方面へと戻る。
そして奈良駅から最初に向かったのは、率川神社。
奈良市内の神社仏閣というと、東大寺や興福寺、そして春日大社などは外国人観光客で溢れかえっていて、それこそ心静かにお参りするなんてことは時間帯を選ばないと出来ないけれども、こちらはそういった外国人観光客向けのガイドブックなどには載っていないせいか、2013年に初めてお伺いした際もそうだったけれども、今回も御多分に漏れず参拝客の姿は無かった。
心静かに神様と向き合える奈良駅に近い穴場の神社だと思ったりして。
穴場なんて言いつつも、それこそ大神神社の摂社でもあるんだけれどもねぇ、と思いつつ、手水で清めた。
拝殿前には6月下旬ということもあって、茅の輪が設けられていた。
こちらにお招き頂いたことに感謝してお参りさせていただくと、暖かさが漂ってきたような気がした。
大神神社の御神気とはちょっと違った、ふんわりとしたものを感じたりして。
恐らく、中央の御子神媛蹈鞴五十鈴姫命を、左右から、父神三輪大神と母神が守っておられる形になっているのも大きいのだろうと思いつつ。。。まぁこちらは「子守明神」とたたえられて、安産、育児、生育安全、家庭円満の神様として有名なところだから当然っちゃー当然なんだけれども。
そして社務所で御朱印を頂戴して、境内を散策する。
かえる石
末社及び率川阿波神社
住吉社
率川阿波神社
春日社
こちらでもお招きいただいたことに感謝してお参りさせていただいた。
社務所で御朱印を頂戴した際に、大神神社でも頒布されていた大神神社の御神花である笹百合の描かれた「ささゆり一筆箋」も頂戴した。
三島由紀夫に「これほど美しい神事は見たことがなかった」とまで書かせた三枝祭(ゆりまつり)。
生きている間に一回この目で見てみたいものだと思いつつ、明らかに観光客でごった返しているであろう、春日大社に超久しぶりに呼ばれたので、歩いて行った。